書籍メモ『自分でできる子に育つ 最高の言葉かけ』6.気質を活かす会話

【素質を最大限に開花させる】
〇相手の行動とそれに対する自分の反応
〇過度ではない必要十分な支援
〇子どもの気質に気づけば、効果的な交流が可能になる
〇双方の利益
〇どちらのやり方も『正解』ではない
〇中立的な視点に立ち、違いに気づけば、対話によって妥協点を見つけられる
〇交流がスムーズで楽しいものになる
〇気質=会話・行動の「スタイル」
〇能力(成果の良し悪し)や動機(言動の理由)とは違う
〇哲学史やガレノス『四気質』体液のバランス
〇医師アレクサンダー・トマス、ステラ・チェス「育てやすい子」「育てにくい子」「適応するのに時間のかかる子」
→9つの要素から成る気質モデル
「活発さ」「規則正しさ」「適応のしやすさ」「接近的か回避的か」「敏感さ」「(反応の)強さ」「気の散りやすさ」「(ふだんの)気分」「  注意の持続性」
→心理学者メアリー・ロバート
「外向性」「ネガティブさ」「調節しやすさ」(自分で自分をなだめられるかなど)
〇大人の声かけはたいてい「善意の声かけ」
〇子ども一人ひとりの気質を常に意識してこそ、その子がその子らしく輝くための手助けになる
〇気質は早期に定まる素質ではなく、成人期まで絶え間なく進化する
〇特性はなくならないが、進化する余地がある
〇気質は「長い影」を落とす
〇安定の中にある変化
〇気質の長所は短所でもある
〇『Children Temperament』精神科医デイビッド・レチュー
〇大人が子どもに望む「だけど」
〇扱いにくい面を「直そう」とすれば、良い面が抑制されてしまうかもしれない
〇気質は見た目ほど固定的でない
〇子どもの話し方は気質を垣間見る窓
〇気質の要素は早期に現れ、成長とともに特性が出てくる
〇大人の決めつけが関わり方や子どもの自己像に影響する
〇親の関わり方→他者との関わり方→他者からの扱われ方
〇声かけの効果は一人ひとり異なる
〇同じ言葉でも、ある子には自信になり、ある子には自信を砕くこともある
〇特性はスペクトラム
〇程度に幅と濃淡があり、周囲との交流や他者の反応によって時とともに変化しうるもの
〇気質の影響は循環する
〇特性による身体的な困難と社会的な困難に見舞われるリスクの差
〇子どもの行動+大人の接し方
〇『内向型人間の時代』スーザン・ケイン
〇自分を肯定しながら、気質に合った方法で状況に適応する
〇背景と相性の重要性
〇学校と学習スタイルや気質の欲求
〇背景によって子どものパフォーマンス・印象さえも変わる
〇子どもの気質は環境に引っ張られる
〇子どもの特性のとらえ方は親の気質にもっても変わる
〇子どもを知り、子供に知ってもらう
〇親子双方に有効なスタイル
〇家族一人ひとりが自分に「ぴったり」だと思えるスタイルが最前
〇相性が良い=垣根が感じられない
〇相性が悪い=良さを伸ばすチャンスが損なわれる
〇意図せず、自分に問題があると思わせてしまう→ネガティブなセルフトーク→不安や抑うつ感
〇気質は環境と親の決めつけによって決まる
〇気質=環境に適応する術
〇家庭の力学を認識して管理
〇家族の気質と調和↔不調和
〇自分の気質とうまく付き合う
〇気質についての会話4つのステップ
①話を聞く
②気質の不調和が既存の問題を浮き彫りにすることに気づく
③子どもの認識を膨らませる
④あなた自身の反応を探る
〇ROOMプロセス
・認識する(Recognize)
・整理する(Organize)
・白状する(OwnUp)
・会話を子どもに合わせる(Match Talk to Your Child)
〇繊細な子どものための会話
〇ネガティブなフィードバックの影響を受けやすい子
〇 8割の子がタンポポ(幅広い状況に適応するタイプ)、2割がラン(良い環境にも悪い環境にも生物学的に敏感なタイプ)
〇定期的に様子を確認する場の設定
〇楽しめる活動、リラックスしてできる活動、親子双方が安らげる活動
〇  自分の性向恐れたり避けたりせず、それを誇りにし、自分を貫き、反応に磨きをかける
〇社会の要求に応え、自分を見失わずにたくましく生きられる

〇闘争・逃走反応→神経系が常に警戒状態
〇必要以上の負荷、不安→落ち着きの妨げ
〇学校に通うことで得られる社会的つながり
〇親子双方の健康と幸福に重要
〇乳児〜歩き始めの子ども「映像学習の弱点」
〇日常会話が親子の交流の質を高める
〇会話の質は日常生活に大きく影響
〇完璧な答えなどない
〇会話をうまく進めること=会話がうまくいかない余地を残すこと

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