書籍メモ『自分でできる子に育つ ほめ方・叱り方』1


○日本は「自己肯定感」の低い子が多い
○非効率なほめ方や叱り方
○モンテッソーリ教員
○「褒美」と「罰」は同等
○どちらも子どもとって本来は必要ない
○行動やモチベーションを外的にコントロール
○本当にやりたいことの妨げになる
○レッジョ・エミリア教育
○子どもに対する絶対的な尊敬・尊重
○子どもを独立した市民として見る
○大人の子どもに対するイメージ→接し方・教育理念・大人の役割への影響

【親の声かけで子どもは変わる】
01、そのほめ言葉が、子どもの自主性を奪う?
○子育てにおける2種類の子どもへの接し方
①愛情の駆け引きするような「条件付きの接し方」(条件付き子育て)子どもの行動の善しあしによって愛情の注ぎ加減を調整し、行動をコントロール
②愛情をエサにしない「無条件な接し方」(無条件子育て)行動の善し悪しにかかわらず愛情を注ぎ、子供の気持ちに寄り添う
○大人の期待や評価を押し付け無い子育て
○愛情の受け取り側である子どもの感じ方
○親との時間と取り上げる→愛されてないと感じさせる
○条件付きと無条件の違い(①条件付き②無条件)
・子どもの全体を見てあげるかどうか
①行動だけを見て判断する
②考え方や行動の理由をまず考える
・大人自身が親の愛情をどう捉えているか
①子どもがよいことをして稼ぐ
②見返りを期待しない贈り物

02、条件付き子育ての怖いデメリット
①短期的にしか教育効果がない
②条件付きの自己肯定感
③親子関係が悪くなる
④世代を超えて引き継がれる

03、「無条件子育て」をするための5つの原則
①ほめ方と叱り方に気をつける
②「子どもに対するイメージ(見方)」を見直す
③子どもにとって良きリーダーでいる
④子どもへの要求を考え直してみる
⑤子育ての長期的なゴールをもつ

04、ほめ方と叱り方に気をつける(無条件の原則1)
・能力や見た目に集中した声かけは避ける
・努力や経験に言及
・行動について具体的に

05、「子どもに対するイメージ」を見直す(無条件の原則2)
・親がもつ「子ども」のイメージ→親の行動の根源となる
・よい子→言うとおりに動き、ルールに従う子?
・困った子→言うことを聞かず、自己主張をする子?
・無意識に「迷惑」をかけない子どもでいることを求めてないか
・親が持つ子どものイメージは、その子が大人になったときの行動を左右する
・「男の子」「女の子」のイメージを押し付けてないか
・大人の勝手な思い込みが子どもの可能性と経験を狭める
・大人の勝手な性差の固定観念、偏見

06、子どもにとって、よきリーダーでいる(無条件の原則3)
・親がよきリーダーである→子どもの心の安定につながる
・上から支配する・独裁的(authoritarian parenting)
・リミットを設けない・消極的(permissive parenting)
・責任や決断を共有
・子どもに道しるべを示す人
・自立したい気持ちの尊重し応援
・自由に伴う責任の大切さも提示
・話し合い
・癇癪←子どもが必要としてるのは受け入れてくれるという安心感

07、子どもへの要求を考え直してみる(無条件の原則4)
・子どもの年齢による できること・期待していいこと
・成長段階に合わない要求はしないことが重要
・「子どもを信じる」↔「子どもに非現実的な期待を持つ」
・大人の都合を押し付けてないか
・子どもにとって必要なことは何か

08、子育ての長期的なゴールをもつ(無条件の原則5)
・普段の自分の接し方がゴールの妨げになっていないかを考える
・自分の接し方が長期的なゴールにいかに貢献しているか


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