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たった1つ撮り方を変えたら、写真が上達した話

それは1年ほど前のこと。社会人になって以来ぱったりと途絶えてしまっていた趣味の写真を再開するぞと意気込んでいたころでした。

今となっては誰にアドバイスしてもらったのか覚えてないのだけど(ごめんなさい)、ある人の助言にしたがって撮り方を変えてみたところ、撮れる写真の幅がぐっと広がった経験がありました。

それはとても簡単なこと。

今まで首から下げていたカメラストラップを、首からはずして手に巻きつけるように変えたのです。

え、それだけ?と思う方も多いでしょう。

文字では伝わりづらいかと思うので、イラストにしてみました。

手さげスタイルにすることで、カメラの可動域がぐんと広がるんです。

可動域をイメージにするとこんなかんじ。

背伸びして撮れば自分の身長よりずっと高い場所を撮れますし、道端の猫など低い位置の被写体も撮りやすくなります。

女性だと経験ある方も多いかと思うのですが、スカートを履いてるときに首からカメラを提げたまま低い位置にカメラを構えようとすると、けっこうキツい態勢になるんですよね。手さげスタイルにすれば、手だけ下ろせば済むので、その日の服装に左右されずに好きな写真を撮りやすくなります。

あえて手さげのデメリットを挙げるなら、
・右手がふさがって不便
・あまりファッショナブルではない
・歩いているとき、人や物にぶつける可能性がある

あたりでしょうか。

ただ、上の3つは、移動中には首にかけたりケースにしまうようにすれば特に問題ないかなと思っています。

「構図がマンネリしがち」
「似た写真ばかり撮っちゃう」

なんてことでお悩みの「首さげ派」の方、ぜひ一度、手さげを試してみてください。きっと、ちょっとだけ見える世界も変わります。


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