マガジンのカバー画像

カメラといっしょなら、どこまでも

83
写真関連について私が書いたnoteをまとめています。
運営しているクリエイター

#フォトグラファー

過去の自分に赤入れしてみた。 -写真ver.-

以前、「過去の自分に赤入れしてみた」というnoteを書いたのですが、今回は写真バージョンです(前回は自分のツイートに対してでした。)。 ・・・ ハードディスクに溜まった昔のjpeg写真たち。当時は「めっちゃ上手に撮れた!」と鼻高々だったのですが、今見るとダメ出ししたいことだらけ。 今日はそんな1枚からピックアップして、レタッチで復活させてみました。 まずは撮って出しの状態からチェック。6年前の写真です。画像の見方は、1行目がファイル名。2、3行目がカメラの設定です。

+9

真夏の海とフィルム

+9

行ったことのないハワイに憧れて

カメラと服って、似てるかも

今日、こんなツイートをした。 昨日のnoteの写真もフィルムで撮った写真だったのだけど、フィルムカメラを持っているときに撮りたくなる瞬間や景色というのは、デジタルカメラを構えているときとどこか違うのだ。 この感覚、なにかと似ている…と思っていたら、「浴衣を着たとき」のそれだと思い当たった。 ふだんは和小物にとくに興味を示していなくても、いざ浴衣を着る予定ができれば、かわいい髪飾りや巾着、下駄なんかに自然と目が向くようになる。今まで意識していなかった着物のお店の存在に、突

+11

LOMOとフィルムと温泉街

これから、写真でやりたいこと

昨日の写真道場の名残がまだ抜けておらず、余韻に浸ったままぽわぽわと一日を過ごした。近所のタピオカミルクティーを飲みながらひたすらにnever young beachを聴いていた。 こんな週末に限って同居人も不在で(友人の結婚式で地元に帰っていた)、ひとりで家にいるといろんなことが頭をかけめぐって、かけめぐりすぎて、なんどもnoteを書こうとしたけどうまくまとめきれず夜になってしまった。 「道重さゆみを撮る」という具体的な目標を持っているさどまちとは対照的に、私にはハッキリ

で、結局なんでFUJIが好きなの?

悩みに悩んで、浮気の末に心を決めてFUJIのカメラを迎え入れたのが数か月前のこと(購入時の話は、こちらからどうぞ)。X-T3というミラーレス機を購入した。 買い物では失敗ばかりの私だけど、FUJIを買ったことはこの1年間で最高の決断だったと豪語している。 ところが第三者からは、SONYからFUJIに「ランクダウン」したという捉えられ方をすることも多く、そのたびに「違うんだ!!」という気持ちになる。 こないだの「#複業カメラマンナイト」のイベントでも、質問を受けたときにつ

カメラと会話すること、ありません?

撮影のとき、いつもカメラに話しかけてしまう。「どうしたんだお前」と訝しがらないでほしい。大丈夫、「話しかける」といったって、もちろん声には出してない。 頭の中で、カメラと会話するのだ。人間に向かって話しかけるときよりは、道端の猫にむかって「おいで~」と言うときの感覚に近い。 いい写真が撮れたときは「優秀だねぇ」と褒めるし、なかなかピントが合わないときは「ちがう~~!!」とボヤいたりする。愛機のX-T3は、見た目が私の好みのど真ん中ストライクなので、連れ出すたびに「今日もか

+6

スマホ写真の道は険しい(影を見るのが楽しくなってきた)

良い写真ってなんだろう?~情報量編~

写真集をぱらぱらと眺めながら、頭を抱えていた。 先週会ったときに鈴木心さんが言っていたことが、どうも引っかかってモヤモヤする。「消費されない(時間を越えて愛される)写真には、情報がつまっている」と心さん。 なんとなく、わかる気はする。 1枚の中にぎゅぎゅぎゅっと色んな要素がつまった写真は、観るのに時間がかかる。 「ウォーリーを探せ」みたいにたくさんの人やモノが映っているストリートスナップなんかは、写り込んだ一人ひとりを観察していけば自然と時間は流れる。 反対に、葉っ

+7

スマホ写真の道は険しい(けど少し楽しくなってきた)

カメラ歴が長い、というコンプレックス

生まれてはじめてカメラを買ったのが、大学の合格発表の日。2011年の3月10日だった。はじめてカメラを持って撮影に行ったのが、その翌日。 写真を撮るようになってから、かれこれもう8年になる。 8年という響きに、ぞっとしてしまう。この8年、私は何を撮ってきただろう。何を見てきただろう。何か成長できただろうか。何か変われただろうか。途中で3年ほど、ほとんどカメラを持たない時期もあった。もっとちゃんと写真と向き合えていれば、ぜんぜん違う未来がひらけてたんじゃないだろうか。ふと、