ぼくとこどく

今回は、前回の「コロナ学生の日記」にも書きましたが、8ヶ月のスマホなし生活、
孤独な世界へ向かうまでの経緯について、簡単に話します。

僕は大学二年生の約8ヶ月間、

家族以外の全ての人との人間関係を断ち、電子機器もほぼシャットダウンしました。

理由としては、

①成績や数字だけを求める大学教育に疑問を感じたこと。

②長期留学の資格試験に挫折

③競争、比較への疲れ

世の中の「広告」というものは、総じて誰かとの競争を煽るものです。

例:「超効率の良い勉強法」

 「〜ヶ月で英語が話せる方法!」

 「なんで私が〜大学に?」

 「〜式勉強法で、効率爆上げ」

 「成功したければ、〜はするな!!」 

「やりたいことして生きていけ!!」  等々

皆さんにも心当たりがあるのではないでしょうか?

これが、時に電車の皮ずり、

YouTubeの再生前、途中、スマホニュース

テレビ、人からの情報、脳内の記憶、友達、大学、バイト先、親、

経済というものはあらゆる媒体を使って顧客を獲得しようとしてきます。

自分の出来ること、できないことも判断つかないなかで、成功へのニンジンをそこかしこにぶら下げられるのです。

特に僕は、英語の資格、留学というものに物凄い執着をしていましたから、

気づけば、呼吸すること、歩くこと、食べること、ばこんな些細なことまで自分のペースでできなくなっていました。
当然ながら、自分の生き方を見失うのに、時間はかかりませんでした。ついには、、、

「大学辞めるから、その残りの学費で留学行かせてくれ!」

その勢いで退学届までもらいに行き、七〜8行目まで書きました。

資格もない、特に結果を出したわけでもない、行ったところでなんの当てもありません。 
しかし、

「留学に行けばなんとかなる、理由なんて資格なんてなくたって、行けば全てうまくいく。」

それだけ追い詰められていました。

留学代理店に、高い電車賃を叩いて何度も通い、見積もりを何通も出してもらうも、、

当然、何の信念もない僕の
プレゼンが親に響くわけもなく、
結果、全てのプランを却下されました。

これが最後の生きる道だ、と言わんばかりに必死にプランを練ってましたから、そこで燃え尽きてしまったのでしょうね笑。

資格の勉強も諦め、
大学の授業も行かず、
当時やっていた清掃員の仕事もばっくれてやめました。※後に謝罪の手紙を送りました。

留学を諦めたことをきっかけに、何か、こう僕の中の生きる気力みたいなものが消えていきました。

はい、こんな感じで、孤独生活へつっこんで行きます。

ではまた。