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ダメな自分を「個性」ととらえ、うまく付き合っていくヒント~わたしだって頑張りたい!~


よく、「どうやったら習慣化できますか?」「興味が散らばってひとつのことに集中できないのですがどうしたらいいですか?」、そんな質問をいただくことがあります。


ここ1年で、おうち時間やひとり時間が増えて、時間の使い方の自由の幅が広がったこともあり、趣味・副業と、新しいチャレンジをする方が増えましたが、いざやってみようと思うと、「アレ、こんなはずでは」「思っていたようにできない」と思ったようにできないダメな自分に直面することも少なくありません。


今日は、ダメな自分の克服のために充分すぎるくらい頑張って来た方にむけて、ヒントになればと思いながらコレを書いています。



■そのヒントは過去にしかない

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結論を言うと「どうやったらうまくいくか」のヒントというものは「これまでの人生をどうやって切り抜けてきたか」にしかないと思っています。


この記事をご覧の方が、20歳以上の成人であることを想定してお話を進めますね。


人間の一生の間に起こることって、細かなシチュエーションの違いはあれど、それほどレパートリーが多岐にわたることはないとわたしは思っています。映画やドラマのように、宇宙人が襲来してくることも、ある日突然魔法が使えるようになることも、少なくともわたしが生きている世界線では起こっていないようです。


そうなると、大人になるまでの過程で、先の人生でぶつかるであろうあらゆる課題やピンチに対応するためのヒントというものは、ひとりひとりが人生のどこかですでに経験しているのです。


もしいま、「なんかうまくいかなくて」と足踏み状態であるのなら、その切り抜け方をゼロから創造しようとしてしまっているか、自分とは全く違うバックグラウンドの誰かの事例をマネしようとしてしまっているからであり、まなざしを向けるべきは足下だと思っています。



■わたしは、習慣化が苦手です

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少しわたしの話をさせてください。


わたしは、習慣化が大の苦手で、注意も興味も散漫です。1日に集中できる時間は途切れ途切れでもって5時間まで。人にあうとストレスですぐに疲れて寝込んでしまいます。気分の波が激しく、なぜか低気圧の影響をモロに受けるので、2週間に1回は2日間ほど寝込みます。


ただ、表向きには、少なくともこうして毎週3~4本のnoteを更新している姿しか見えてこないので、「ゆりにこさんって習慣化できる人なんだな!」「集中力があってすごいな!」と思ってもらうことができています、うしし。


でも、わたしが更新を続けられているのは、まさに「どうやったらうまくいくか」のヒントを「これまでの人生をどうやって切り抜けてきたか」から振り返り、だめなところは「個性」として残しながら、うまく共生していく自分だけの方法でガチガチに固めているからです。



■習慣化苦手・注意散漫・メンタル不安定の3拍子がnote更新を継続している裏側

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わたしなりに意識したポイントは大きく5つあります。

これはあくまで、わたしがわたし自身の過去を振り返って、わたしにカスタマイズさせた方法で、例として受け取っていただけたらと思います。大事なポイントは最後に書くので急がしい方は最後まで読み飛ばしてもかまいません。


①現実的な目標設定

わたしは、とにかく気分屋で、テンションで意思決定をしがちというクセがあり、過去に何度も痛い目にあってきました。それゆえnoteもはじめは週6本投稿にしようと思っていました。週6本の方がただ面白そうだと思ったからです、今思うと無謀です。

だから、どの意思決定においても共通して、どれだけ「わくわく!」「はやくやりたい!」と思っても、しばらく寝かせて、冷静な自分でもう一度考え直すようにしています。

今回は、3日間くらい「週6本投稿やりたい~~~~!」のテンションでしたが、4日目くらいに「あれ?無謀では?それよりも細く長くでも続けられる方が長期でみた方が良いのでは?」という冷静なわたしがスンッと戻ってきてくれたので、方向転換をしました。いまは週3~4本更新にして本当によかったと思います。


②終わりを決める

わたしは終わり方が見えないことが怖いです。どこかでスパッと撤退できるタイミングを用意しておかないとなかなか一歩目が踏み出せない性格だということも理解しています。なので、このnote更新については「ひとまず3月までやって様子見ます」というスタンスではじめました。それ以降も続ける可能性はあるし、続けたいと思っているけれど、どこかで終わらせられるタイミングがないと進めない性格ゆえに、先に、終わらせられるポイントをおいています。



③準備期間を念入りに確保する

先に書いたように、とにかくテンションでものごとを決めて進めがちです。なので、「noteで連載をしよう!」と思ったらその日からスタートさせたくて仕方がないのです。

でも、「スタートします!」がピークで、あとから追い詰められる苦い経験を山ほどしてきたので、今回は、少なくとも1ヶ月間は更新が続けられるだけの記事のストックを用意してからスタートしました。なので、気分が落ち込もうが、どれだけ寝込もうが、ストックがあるので、記事の更新自体は続けられることが確定してからスタートしているというわけです。



④「いいね」でモチベーションが左右されない設計にする

そして、なによりわたしの最大の敵はリアクションがもらえるかどうか・・・!なんだかんだ、公開する以上、反響が欲しいものなのです。「いいね」がたくさんもらえた日には、うれしくて筆が進みますし、反響が思ったよりなかった日には「もうやめてやらぁあああああ」とやけになることもしばしば。

ですが、③で書いたように、どんな気分でも更新できるだけの記事の用意ができているので、メンタルの波に関わらず更新は続けることができます。なによりも大きいのは、ストックしているおかげで、執筆と記事の公開までにややタイムラグがあること。

公開するときには「こんなに頑張って書いたぞぉおおおお!さあみんな見てくれ!」という気分ではなくて、鬼滅の刃でいうところの「凪(なぎ)」のような穏やかさでポッと公開を押すだけなのでその後のリアクションがそんなに気になりません。「書く」の動機付けのポイントが「みんなに見てほしい!」からズラせているように思います。



⑤人に会うのは午後以降にする

そして、わたしは人に会うと、少なくともその日いっぱいは寝込んでしまうので、人と会う予定(ZOOMを含む)は全て午後からいれるようにしています。これはnote執筆に関わらず、自分がいいコンディションで動ける時間を確保するために大事なポイントです。



以上が、習慣化苦手・注意散漫・メンタル不安定の3拍子のわたしでも、なんとか週3~4本の記事を更新し続けられている裏側です。


きっとここまでを知って、「ゆりにこさんって習慣化できる人なんだな!」「集中力があってすごいな!」と思う人はいないと思います。



■自分を変えるのではなく、環境・仕組みを自分に合わせる

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大事なことは、切り抜け方をゼロから創造することでも、自分とは全く違うバックグラウンドの誰かの事例をマネすることでもなく、自分と、自分のこれまでをよく知り、「そうなってしまう前提」で、環境・仕組みを自分に合わせることです。

集中力がない人はどうすれば集中できるかを考えがちですし、メンタルが不安定な人はどうすればメンタルが安定するかを考えがちですが、大人になってから、20年以上続いているものを180度変えるなんて相当なエネルギーが必要です。そしてそれも含めて個性でもあるとわたしは思います。

自分の個性を標準にあわせようとするよりは、集中力がないけどなんとか切り抜けてきた自分、メンタルが不安定だけどなんとか切り抜けてきた自分の過去を振り返って、どうすれば、集中力がない・メンタルが不安定でも、自分のとりたい成果を取れるかを考える方がずっと無理がないとわたしは思います。


今日は、「習慣化」を事例にだしましたが、ほかにも人前で話をするとき、人とどうしても守らなければいけない約束があるとき、早起きをしたいとき、いろんな面で「どうしたらいいか」を考えることがあると思います。

そのときは「できない」「苦手」な自分を変えようとするのではなく、「できない」「苦手」な自分のままでもできる方法を探してみることをオススメします。

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