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なんか花とか育てとる

「自宅で待ってる生き物がいると好き勝手できなくて落ち着かない」という理由で、どんな人とも獣とも植物とも暮らさないことにした、別にわたしを待っているわけではなくてただ血を吸いたいだけの蚊とかなら自宅にいて待ち受けている場合があるけど、まあとにかく、彼らは吸えたらラッキーくらいのノリなのであって別にわたしのご帰宅をおかえりなさいませご主人様するつもりがあるわけではない。それがとってもフリーダム。なんだかとっても気持ちいい。ゆえにわたしはどんな人とも獣とも植物とも暮らさないことにした、田舎なのでそのへんに猫がいる。

わたくしの猫欲を許容してくれている猫はなでなでに飽くと噛みついてくる。地域猫である。TNR、捕まえて不妊去勢手術をして元のところに戻すということをされている猫であって、それにまつわる猫本人というか猫本猫の意思確認を行う術を人間が持っておらず、猫的にはまだおちんちんを取られたくなかったのかもしれない、猫の睾丸・俗称にゃんたまってとても可愛いよね、僕も君のにゃんたまがなくなってしまったのは悲しいんだ、可愛かったね、君のにゃんたま、って思ってなんかちゅーちゅーするタイプの猫の餌とか差し出してみるんだけれど猫はちょっと舐めてすぐやめる。狩って食う、その野生がないと美味しいと感じないらしい。ガガンボというクソでけえ虫を、パン食い競争よろしく直接口で捕まえている。ノーハンドでフィニッシュです、ガガンボの生命が。ちゃんと食う。昆虫食。人類界でもそろそろトレンドである。

薔薇の季節になった。

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