
カタコトだって、ことばはことば。国は違っても、人は人。まあるい地球のあちこちで、互いの言葉が通じないまま、それでも「わかりたい」気持ちで対話を続けた経験をつづるエッセイ集。202…
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「今、旅の話なんて読んでくれる人がいるわけない」と病んでました(笑)
Q. 新刊『ことばの向こうに旅をして』は、牧村さんがnoteで公開していた2本の原稿が元となっています。どうして、「わかりたい」というタイトルで、ことばと旅をテーマに文章を書いていたのですか?
それは、争いをやめたいからです。
私は、昔の人がどんなことを考えていたのかを知るのが好きで、よく古い本を読んだりするんですけど、ある本(※)の中で、明治時代、国際通信のための電信線が海底に引かれた時に「