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少年

午後6時半、夕飯の支度をしていたら
玄関のチャイムが鳴りました。
ドアを開けると、
よく見かける少年が立っていました。
いつも私とテトに話しかけてくれ、
立ち話をする少年。
私「どうしたの?」
少年「テトが見えて、、、」
私「うん、テトと遊びたいの?でも帰る時間やね」
少年「…」
私「どうしたの?」
少年「…こわ、く、、て、、」
私「? よく聞こえない? こわ?」
少年「お友達と幽霊の話しててん…」
あー、話づらそうな少年が全部話す前に
私「家まで、ついて帰ってあげようか?ちょっと暗いから危ないよ」
少年「うん!!!」
可愛いお客さん、我が家から走って10分ほどかな
自転車の後を小走りで送りました。
走りながら
私「何年生?」
少年「四年生!友達と幽霊の話してて、1人で帰るの怖くなってん」
気軽にチャイムを鳴らしてくれてよかった。
送り届けて、見上げたら空はもう真っ暗
7時前でした。
早く暮れるようになりました。
今度は私が怖くなって
全速で走って帰りました
秋の始まりのエピソード

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