おやつの時間
何かが何処かで
逆転して、私たちは
年齢を重ねていくんだな
「バナナケーキが焼けたよ」
娘がケーキを焼いていました。
彼女が幼い頃、
私はパンやケーキを
よく一緒に焼いていました。
手作りならではの
完成されきっていない
不器用なあたたかさ
思い出と一緒に味わいました。
今日は
立秋を過ぎて、少し夏の終わりの
気配がしています。
鳴く虫の声、ひぐらしに
秋の虫の声が混じっていました。
夏は短い、この夏も
あっという間に駆け抜けていきそうです。
にぎやかに帰ってきた娘
彼女の読みかけの短編小説の
背表紙の色が
この夏の思い出色
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