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埋没法って?

埋没法とは湘◯美容外科のCMでお馴染みの瞼を切らずに糸を瞼に埋没する事により二重瞼を作る手術である。

手術としては逆さまつ毛の治療として眼科で保険適用で手術を行なっていたり、プチ整形という部類とされている事から整形手術の中では最も人気のある手術といっても過言ではないと思う。 

ただ埋没法には適応、非適応があり瞼の脂肪が多く重い瞼では二重瞼にならなかったり永久的ではなく二重瞼が一重瞼に戻ってしまうことがある。

最初の埋没法 瞼板法

私は15歳の時に瞼板法という瞼の硬いフレームのような部分に糸を通して固定する方法で二重まぶたになった。この説明がはたして医学的に合っているのか分からないがひとまず続けます。

治療したクリニックが神奈川クリニック。

通称、カナクリ  。

昔は全国に展開していたが現在は廃業した模様。

このオペで覚えているのは、とにかく力ずくで瞼を引っ張られる感覚?押さえつけられているような感覚?瞼板って硬くて針を通すのが大変なのだろうなと思った。

とにかくそんな力いる?と手術中、15歳ながら思った。

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手術の腫れは凄かった。ガチャピン状態が1ヶ月は続き3ヶ月くらいから馴染んで半年後には二重にしたはずが幅が狭まり奥二重になっていた。

後遺症?

瞼の上まつげの内側が見える(瞼が外反気味)

ドライアイ

目を瞑るとゴロゴロする

マイボーム腺梗塞(瞼のインラインを引く部分にしょっちゅう分泌物(脂)がつまる)

泣くと術後数年たっていても化け物みたいに瞼が晴れる

瞼を開いたまま寝る?  等

奥二重になってしまったため再度、埋没法をやり直すことに…

 2度目の埋没法 瞼のフレームが歪んでいた?

2度目は挙筋法…16歳、地方の老舗クリニックにて
挙筋法はまぶたの皮膚と、まぶたを引き上げる上眼瞼挙筋とを糸でつなぐ方法で自然な二重ができる状態と同じメカニズムで二重を作るそう。

瞼は1週間はひどく腫れたが1ヶ月後にはナチュラルになった。

挙筋法をしてから瞼板に固定されていた糸が緩んだのか瞼が少し楽になった気がした。

そして私の瞼なのだが、前回の瞼板法の影響で瞼のフレームが歪んでしまっていると2回目の埋没法のオペを担当してくれた医師から言われた。

原因は1度目の力尽くで行った埋没法のせいだと思う。

手軽な埋没法だが確実に瞼には影響がある

瞼のフレームが歪んでいると言われた時はショックだったし、まつ毛の生えている部分の内側にあるマイボーム腺がしょっちゅう詰まり、一時期は脂の詰まったオレンジ色のしこりだらけになっていたこともあった。ドライアイもマイボーム腺からスムーズに油分が供給されないことによるものなのではないかと思う。

マイボーム腺が詰まりやすくなったのも埋没法を行った後からなので何か因果関係があると疑わざるを得ない。

埋没法をする前までは目に全くと言ってトラブルはなく視力はずっと1.5以上で家系的にも視力の悪いものがいないのだが、0.6くらいまでに下がった。

また埋没法の糸がミュラー筋(瞼を挙げる動きをする)に絡まってしまったりすることもあるらしく、そうすると瞼を挙げる動作に障害が起き、眼瞼下垂や眼瞼痙攣を発症する場合もあるそうだ。

お手軽なイメージの埋没法とはいえ、きちんとした執刀医を選定する事が大切だと思う。

現に私は1度目の埋没法を後悔している。

私が埋没法をしてから十数年の時がたち、技術は進歩しているのだろうが、どんなに小さな手術でも大きな障害に繋がるかもしれない、それを防ぐためにも入念な下調べをして手術に挑む事をお勧めします。

学校の眼科検診

眼科検診では目の表面に傷がついているとよく言われた。たしかに目を瞑ってキョロキョロと眼球を動かすとコロコロなにかあるように感じる。

おそらくほんの少し、糸が露出していたか瞼板の変形から来ていたのだと思う。

埋没法の糸が結膜側に露出しているのでは⁈という不安から一時期はノイローゼになり何故かアイボンで目を洗眼しまくっていた。

瞼がひっくり返らない?眼科検診あるある

埋没法をしていると瞼の裏側を見ようと眼科医が瞼を反転させようとするが、なかなかひっくり返らない場合がある。埋没法をしている事を告げないと力尽くで瞼を反転させてくるので注意が必要である。(埋没糸が緩んでしまうことがある為)

二重まぶたが取れる悪夢

埋没法が緩んでくると中途半端な二重になったり、朝目覚めると三重瞼になっていたりする事がある。私は以前の瞼に戻る恐怖から朝起きたらすぐに枕の下に置いてある手鏡で瞼を確認するのが日課となっていた。

埋没法から切開法への移行

〜埋没法を行ってから7年後に〜

埋没法で作った二重瞼は永久に持つこともあれば取れてしまうこともあるし、私の場合には少し、眼瞼下垂があるのか普段おでこに力を入れて瞼を挙げた状態で物を見る癖がついていた。その癖があるまま埋没法を行うと、埋没法により瞼が持ち上がり視界が多少良くなる。結果、おでこに力をいれなくて済むようになるため、おでこが下がり二重の幅が狭くなってしまう。こういったことが嫌で切開法に踏み切ったのである。

こちらの話はまた後ほど






















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