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ガラスと季節の言葉たち

節目の時に、何かを始めたり新調したりするのが昔から好きでした。学生の時は新学期になるタイミングで、日記帳を新しい一冊に変えてみたり文房具を新調したり。
大人になった今、新学期の代わりに今年は春分の日から何かを始めたいな、と思っていて。

春分の日は昼と夜が同じ長さになって、その日を境に太陽の軌道が変わるという。
「新しい何かを始めるのに良いタイミングらしいよ」と随分前に友達から聞いた言葉を、ふと思い出したのでした。

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最近頑張りたいことは「写真を撮る」ことと「文章を書く」ことで、それをくっつけてnoteで何か出来ないかな〜シリーズものを書くとかかな〜と色々アイデアを練っていました。

「書く」のも「撮る」のも圧倒的にアウトプットが少ないので、もっと時間を使って向き合いたいのだけど、やっぱり何かしらテーマがあったほうが書きやすいな〜〜どうしようかな〜と逡巡していたのです。

自分の作品の世界観を「書く&撮る」ことで、より大切に育ててゆけるようなシリーズものにしたいな、と。

そして!考えました。

まずタイトルは「ガラスと季節の言葉たち」です。

二十四節気の日に、それぞれの季節に合わせた作品の写真を撮って、noteに文章と共に載せて行く、という試み。

もともと季節のものをモチーフに作ることが多いので、改めて言葉の意味を振り返るのも楽しそうだなぁ、と。

二十四節気だからだいたい月に2回。もちろんこれ以外も色々書いたり撮ったりするつもりだけど、自然と共にリズムを作っていくのは良いことな気がしている。何より日本の季節の言葉はとても美しくて、言葉に触発されて色々アイデアが湧いてきて、すでにワクワクして楽しい。

去年まではInstagramを月に1回とかしか更新していなかったのだから、発信することに対して随分前向きになったよなぁ。よしよし。

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どのような思いでガラスと向き合ってきたか。何を美しいと思い何を表現したいのか。

作品や制作の背景について、自分の言葉を紡いで書いたり撮ったりしてゆくことで、「伝える」ということに今までよりも丁寧に向き合っていけたらと思います。

写真を撮り始めたら、作っているだけの時には見えていなかった美しい瞬間に、たくさん出会えることに気がついて。

そして発信していくと、今まで出会うことの無かった人たちとのコミュニケーションが生まれたり、何かを発信している人に対しての自分の見方も、随分変わったと思います。結構感動することも多い。

こうやっていろんな角度から見ていくことで、土を耕やしたり水を与えたりしながら、私の中にある創造の庭を、大切に育てていけたらいいな。

春分の日から一年、美しい季節の輪が描けたら。





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