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「その日」について

滅多に起こり得ない美しい波と光、風と太陽、気候がバランスよく整った最高なコンディションの素晴らしい日をサーフィン用語で「THE DAY」と呼ぶ。noteを書き始めてからここ数年、海が好きな私は海にまつわる実話を書き記してきて、気づけば多くの友人たちから海のような人間だといつしか呼ばれ、心の中の指針となるものを海で表すようになった。

そんなTHE DAYをどうしても言葉にして書き残したいと思い、久々にこのnoteという場所に帰ってきた。


どうしても今まで挑戦する勇気が出なかった有料購読マガジンを始めてみようと思ったのは、今年の夏のこと。
心機一転、THE DAYという名でマガジンを更新し、
爽やかで穏やかな気持ちで参ります。どうぞよろしくお願いします。

東京にいた頃は、生きるための文章を書き続けていた。いつしか自分の文章を書けなくなってしまったのではなく、目の前で通り過ぎる太陽の光や木々の呼吸、人間の営み、憂いと幸福、全ての猛威を感じる心が少なくなり、自然とこのような場所で自分の言葉を綴ることが減ってしまい、いつしか心も閉じていったように思う。

そんなこんなで、あらゆる出会いと別れを経験し、一つだけ大人になったようで、でも子どもに戻ったような純粋な気持ちで、北海道に帰ってきた。

進んで、戻って、開いて一つの夜が明けて、もう一度味わえるようになった不思議な安堵感と新たな言葉にできない愛情と未来をここに表し、強く前を向いて懸命に進んでいく。


9月27日で28歳になった。歳を重ねていくこと、それを味わうことは自分にとって嬉しいことの一つで、ああまた一つの人生の一章が静かに始まったり何かが終わっていく未来への責任と意志がのしかかる。27歳の抱負「素直でいる」はきっと達成できた。28歳の抱負は「どこまでも高く、心ゆくまで存分に」。



そんな日の積み重ねをしていく。
私にとっての、その日。


二度とないONE AND ONLY DAY ,


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