ウラジーミル・プーチンはウクライナ人をシベリアと極東に再定住させていることが、クレムリンの文書で明らかになった
inews の一部と著者本人によるツイートを翻訳しました。記事へのリンクはこちら
Investigation
ロシア政府の法令によると、モスクワは10万人近くを紛争地域からシベリア、北コーカサス、極東、更には北極圏を含む地域に移動させる緊急命令を出した。本誌が見たクレムリンの文書によると、難民達はプーチン軍によって尋問され、ウクライナからの輸送バスに押し込められたと報告しており、彼らの家から遠く5,500マイル離れたロシアの辺境に数千人を送ることになる。
クレムリンのウェブサイトに掲載されたロシア政府の法令によると、モスクワは先月、10万人近くを紛争地域からシベリア、北コーカサス、極東、更には北極圏などの地域に移送するよう緊急命令を出したという。
ウクライナ人が送られる先には、ロシアが反乱と戦ってきたチェチェン、イングシェチア、ダゲスタンの重度に軍事化された共和国や、日本が争っている千島列島を含む極東のサハリン州などがある。
以下、@deankirbyのこの記事に関するツイートを翻訳しました。全文リンク
独占：ウラジーミル・プーチンは、クレムリンの文書によると、何千人ものウクライナ人をロシアの辺境に送っている。マリウポリの生存者が、ロシア国境を越える前に尋問されていると報告している。
ウラジオストクはマリウポリから6000キロ近く離れている。
モスクワは先月、10万人近くをシベリア、北コーカサス、さらには北極圏を含むロシア全土の地域に移動させる緊急命令を出した。移住先には、重度に軍事化されたチェチェン共和国、極東のサハリンとマガダンが含まれている。
この@tomjsによる地図は、「分配」が命じられた場所のいくつかを示している。北極圏のムルマンスクやシベリアのクラスノヤルスクといった暗い地域が、最も多くの人々を取り込むように指示されている。シベリアは1万1千人。
その後、国連が発表した国境を越えた人々の数は3万人以上に上り、人権団体は彼らがどこに連れて行かれているのか、今も証拠を集めている。私もこの数週間、それを突き止めようとしている。
先月、マリウポリ市長が、包囲された都市の人々がロシア領内のろ過キャンプ(選別収容所)に強制的に連れて行かれると警告した際、@theipaperはそのプロセスの最初の地点であるベジメンヌのロシア管理下の収容所の場所を明らかにした。
アゾフ海の端にあるこの沿岸の村は、マリウポリから東に約11マイルのところにある。しかし、そこにいる間に人々はどうなるのか、ロシアに行き着くのか、重要な疑問が残されている。
そのキャンプを経験した2人の親戚が今、制服の警官に尋問され、写真を撮られ、若い男性は数時間に及ぶ激しい尋問を受けていると話してくれた。
「ほとんどみんな、フィルタリング(尋問調査)の後、バスでロシアの領土に送られるんだ。私達の知人は誰もそこに行くことを望んでいなかったし、そんな計画はしていなかった。」
また、@theipaperは、マリウポルの人々がウクライナ軍による砲撃を主張する書類に署名するよう手渡されていることを示すロシア支配地内の文書を入手した。
私達は独自に文書を確認することはできませんが、ある情報筋によると、署名者は「迫害」に直面するからウクライナに戻れないと(ロシア側から)言われているそうです。
クリミア国境では、氷点下のチョンガー交差点で20時間も拘束され、ロシア国境警備隊に尋問され、車を調べられ、「特別登録簿」に名前を載せられていると聞いたことがあります。
情報筋によると、彼らは一時的な亡命証明書に署名させられ、その後、ウクライナのパスポートを取り上げられるそうです。
また、@theipaperが分析した数十のロシアTVニュースクリップやその他の公式ビデオは、マリウポリ出身と主張する500人の高齢者や障害者を含むウクライナ人がミチュリンスクやカザンなどの都市に到着し、ウラジオストクで指紋採取を受ける様子を映し出している。
ロシアはソビエト連邦崩壊以来の過疎化の危機に瀕しており、コビッドの大流行、出生率の低下、平均寿命の低下により、2021年には100万人以上の人口減少が予想されているのです。
ロシアは、戦争の犠牲者を助けるために国家の人道的努力を開始したと主張しているが、ロシアのある専門家は、国境から人々を遠ざける努力には「深く懸念している」と述べている。
新着：調査の最新情報です。マリウポリの生存者はロシアの濾過収容所で尋問を受け、多くの人がウクライナに戻る望みを失っています。
新しい ウクライナの戦争犯罪に関する @OSCE の報告書によると、ウクライナ政府関係者、NGO関係者、個人から、サハリンなどロシアへの強制送還について「多数かつ一貫した」報告を受けているとのこと。
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