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これからも「ほっと一息」を届けるために。 61年目の百合珈琲はnoteをはじめます

百合珈琲のこと

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皆さん、はじめまして。

兵庫県の宝塚市で珈琲屋を営んでおります、百合珈琲(ゆりコーヒー)の店主 久保田千佳(クボタチカ)と申します。
男性のこだわりの世界というイメージが強いコーヒーの世界ですが、女性店主として父の跡を継ぎ、自家焙煎した珈琲豆の販売と喫茶店を営んでまいりました。
楽しいことと美味しいものが大好きです。

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宝塚と言っても、豪華なラインダンスのイメージとはかけはなれた「小林(おばやしと読みます)」にお店はあります。
映画にもなった、有川ひろさんの「阪急電車」という小説にも登場していますが、本当にのどかな下町です。

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1960年に大阪で喫茶店を始めた父の跡を、1999年に娘の私が継いでからもう20年。

はやいもので、気づけば創業から60年目に突入しました。

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百合という名前は、宝塚歌劇に関係しているのですか?とよく聞かれますが、これは私の旧姓からとっています。
もっと言えば、創業当時のお店の名前は「ユカコーヒー」
母の着古したコートを手付金代わりにお店を開いたため、母の名前「百合加代子」の 頭文字の「ユ」と「カ」を取って、「ユカ」と名づけたと聞いています。

それからいくつか名前を変えながらもお店は続き、私の代になった際。
改めて、父と母の姓である「百合」をお店に名付けさせていただきました。

厚釜焙煎機のこと

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昭和48年製の、古くて厚釜な焙煎機に現役で頑張ってもらいながら、コーヒー豆を地元の皆さんに販売してきました。

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欧米の熱風式の焙煎機が全盛の時代。
少し時代遅れな感もある直火焙煎の珈琲ですが、昔ながらの厚釜にしか作れない味があると思っています。

分厚い鉄板で焼いたお好み焼きの様に
分厚い鉄板で転がしたたこ焼きの様に
分厚い鉄板でジューッと焼いた和牛の様に
そして、分厚いお釜で炊いたご飯の様に

私達日本人の舌に合うコーヒーが作れていると思っています。

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お店のこと

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お店は1999年から少しずつカフェのスペースを広げ、ほっと一息つけるような場所として地元の皆様に愛用していただいております。

昭和を思い出すとよく言っていただきますが、どこか懐かしくて居心地のいい空間を目指して工夫をしてきたつもりです。

店主の私自身が主婦なこともあり、働くスタッフも皆主婦や学生の女の子ばかり。
自家焙煎珈琲というと敷居が高そうなイメージもありますが、百合珈琲に訪れるお客様は主婦の皆様が多く、店内は終始にぎやかです。

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お店で使っているコーヒーカップの多くは、スタッフが自宅から持ち寄ったものだったりします。
同じものでは揃わないのに、何故かお客様からは好評で、不揃いなのに落ち着くねと喜んでいただけています。

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珈琲豆の販売について

2020年5月の現在、百合珈琲ではカフェを休業し、珈琲豆の販売のみを行っております。

毎日の何気ない「ほっと一息」を出来るだけ豊かに過ごしていただきたい。
その想いでお店を継いだ私にとっては、歯がゆいところもありますが、できることからはじめようと思い、教えてもらったこのnoteを始めさせていただきました。

通販では、昔から販売しているHPもあるのですが、若いお客様からは使いにくいという声もあり、これを機にBASEというサービスを使わせていただくことになりました。

知り合いの皆様にデザインを整えていただいたり、ロゴを考えていただいたりという準備は、60周年に向けてすすめてきたところでした。

ロゴのまるーい不思議な形は、うちの独特なコーヒーの抽出方法に使っている土鍋の形をしております。(この抽出法はまた別の機会にお話させてください)

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ネットストアでは焙煎したての珈琲豆を中心に販売をおこなっております。
コーヒーを淹れるための道具を持ってないよという皆様には、アイスコーヒーやドリップパックもご用意しております。

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ぜひうちの珈琲が、みなさまがおうちで時間を過ごす中で、「ほっと一息」つけるきっかけになればと思います。
そして、このコーヒーをもう一度、お店で楽しんでいただくためにも、真心こめて販売させていただきます。

そして、お店で皆様にお会いできない分、noteを使って皆様にコーヒーのことやお店のことをお伝えできればと思います。
どうぞこれからよろしくお願いいたします。

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今後もnoteを通して皆様と交流できれば幸いです。

お店情報(通常営業時のものとなります)

【営業時間】午前9時~午後7時
【定休日】日曜日・祝日
【住所】兵庫県宝塚市高司1-8-11
【電話番号】0797-72-0656
【インスタグラム】 @yuri_coffee_takarazuka




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