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愛されない呪い

こんばんは。占い師とかの人、安藤ゆりです。大雨で翻弄された季節は過ぎ、やっと本格的な夏になった気がします。セミさんが元気に鳴いていると、夏〜!夏夏〜!という感じが迫ってきて好きです。エナジー溢れる感じしますね(よくわからない)。

今日は、愛されない呪いのお話です。


呪いとは

呪いとは、様々な手段で災厄や不幸をもたらす行為全てのことをいいます。丑三つ時にわら人形をトンテンカンテンするのも、「不幸になれ!」と念じて相手を不利な状況に陥れることも広義の呪いに含まれます。

私は、自分で自分を呪う人が多いなと常々感じています。この世には、若さや外見の美しさ、学歴など「持たざるものは不幸である」とされてしまうものであふれています。これはある種の呪いだと思うのです。今回この記事で私が言う呪いは、この意味にあたるものです。

「そんなのなくても、私幸せだよ」と自信を持っていても、周囲の言葉や姿を見ているうちに、少しずつ呪いに縛られていきます。あれ、私置いていかれてる?持ってないと幸せじゃないの?と他人の価値観に囚われていきます。


呪いはどこからやってくる?

テレビや雑誌、SNSやインターネットは日々抱え切れないほどの情報を与えてくれます。豊かな暮らし、便利なもの、様々な価値観。適切に扱えばよい人生になることは間違いないのですが、そうもいきません。

色んな媒体で色んな人の生活が切り取られ、目に入ってくるようになったからです。「彼氏がいる生活って幸せ」「結婚できて幸せ」「子どもができて幸せ」…幸せがたくさんシェアされます。素直に喜べたらどんなにいいだろうと思いますが、辛く悲しい時の人の幸せは、私たちの心を痛めつけてしまうこともあります。

あー、いいねしなきゃ…と憂鬱になったり、自分の幸せとは何かわからなくなります。少しずつ焦りが出てくるので、「早く彼氏作らなきゃ」とあわあわします。悪化すると、「早くこの人と結婚できないと幸せになれない」「なぜ自分は愛されないんだ」と思うようになります。こうして自分を呪うわけですね。


呪わない人生

他人と比べるうちに不幸になっていく人は、自分を卑下しすぎる傾向にあります。こんな自分なんて、どうせ自分なんて、と思う人です。自分に自信がないので、他人に自分の価値評価を任せてしまいます。他人が結婚して幸せそう、自分はしていない、じゃあしなきゃ!のように。

こういう人に他人を愛することはできません。最も身近な自分すら愛せないのに、他者に愛情を注ぐことなんでできますか?もし恋人がいても、自分を好きになれないせいで攻撃的になり、結果恋人すら攻撃しはじめます。どうせ私なんて好きじゃないんでしょ、ほかの人と付き合えば、なんて言ってしまう人がこれにあたります。自分で自分に愛されない呪いをかけてしまうんですね。

誰かを愛し愛されたいなら、自分を呪うのをやめてください。自分を好きになれないなら、どんな自分なら好きになるのか考え、ひとつずつ実行していきます。これだけです。なんだそんなことか、と思いますが案外できないものです。今までできなかったから「こんな自分」と思ってしまうんですよね。「こんな自分」の原因を見つけてひとつずつ解決する、実践しやすいものだと思います。


現実的な対処法に切り替える

SNSを見ないとか人に流されず自分の意見を通すとか、一般的な対処法は大多数の人が「そんなのできたら苦労しないって」と思う方法なんですね。自分を好きになる手法なら、自分を大幅に変えることなく、周囲に波風立てずに済みます。

できたらいいな、ではなくこれならできる、を選びましょう。現実を変えるには、現実で実行できる対処法でなくては意味がないのです。現実は勧善懲悪のアニメではないし、イケメンに愛されまくる少女漫画ではありません。夢を見たいなら、夢の中で生きるしかありません。

だからこそ、占いのアドバイスは現実的なものにしているのです。「願えば叶いますよ」ではなく、「行動するときはこれを意識しましょう」「待っているだけでは何も変わりません」とはっきり言います。現実を変えたいなら現実で実際に行動してください。

行動しない人には、良くも悪くも何も起こりません


このノートのまとめ

自分を愛することから始めよう。現実でできる対処法を実行し、目の前にある現実を自分の手で変えていく。占いはそのサポートしかできないよ。あと、あなたは十分魅力的だし素敵です。自分を卑下しないでね。


以上、安藤ゆりでした。

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