AI時代をポジティブに捉え、活躍するためには

こんにちは!
同志社大学の新道です。

皆さんは日ごろからAIを身近に感じることはありますか?
私はあまり意識したことがなかったので、正直あまり考えたことがありませんでした。

ですが、最近では私たちの気づかないところでAIが活用されています。

例えば、お持ちのスマートフォンにはAIが搭載されています。
iPhoneではSiRi、AndroidスマホのAIが代表的ですよね。
皆さんも一度は使ったことがあると思います。

ただ、このAIに対してネガティブな印象を持っている方も多いのではないでしょうか?

そのネガティブな印象の代表例として「人間の仕事がAIに奪われてしまう」というものです。

実際に職場への人工知能(AI)の導入への賛否が分かれています。


(総務省「ICTの進化が雇用と働き方に及ぼす影響に関する調査研究(平成28年)」より引用)

この賛否のポイントは「AIによって今までの私たちの仕事の生産性が上がり、より新しい業務が生まれるかどうか」です。

私自身は「人間の仕事がAIに取って代わる」という事実は変わらないと思いますが、AIによって新たな業務が生まれることにポジティブに考えるべきだと思います。

この理由を今の私の業務から考えていきます。

今私は大阪オフィスで中途採用の求人媒体の広告代理店の営業活動をしています。
この営業は、下記のフローで行なっています。

リストへの架電

アポイント獲得後、社員さんへ情報を共有し、訪問してもらう

至ってシンプルな業務フローですが、少しもったいないと感じる点があります。

それは「社員さんへの情報の共有」です。

面倒くさいという訳ではありません。

報連相の重要なポイントです。

ただ、私は情報の共有を行う際、架電を一時的に止めなければなりません。
私はこの時間をもっと短縮し、よりお客様のことを考える時間に変えたいと考えています。

「私がアポイントを取る際にお客様と話した内容が自動的に文字に書き起こされ、共有する際は必要な部分のみをそこから抜粋し、まとめるだけ」のようにAIによって短略化できることが理想です。

これは時間の短縮だけではなく、トーク内容が文字に起こされるため、解釈ではなく事実を共有することに繋がり、社員さんがお客様と直接話す時の「情報の共有漏れ」も無くなるのです。

このようにAIの導入によってこれまで人自身が行うことによって発生していた時間と人的ミスがなくなることで、より売上への貢献に繋がると考えます。

また、そもそも営業というのは理性的な面だけではなく、感情的な側面も必要です。

皆さんも論理が通っているからといって物を買いませんよね?

実際に「営業マンのこの人だから買いたい」という言葉をよく耳にします。

営業はこのように信頼してもらい、長くお付き合いしなければならないと考えています。
(※新規の営業コストよりも2年目、3年目と継続していただいた方が営業コストも抑えられ、信頼があるとアップセル、クロスセルの機会にも繋がります。)

これはAIではまだ代替できるものではありません。

(東洋経済ONLINE「AI時代に活躍できる人の「3つのタイプ」」より引用)

実際に今AIが得意とする領域は「論理的で且つ構造的な仕組み」です。

要は「誰が実施しても成果の予測が立ちやすいもの」です。

私は「誰でもできる仕事」のみで満足したくありません。

自分にしかできない経験をどんどん貯めていきたいです。

そのため、AIに代替できる業務はどんどんAIに任せ、私たち人間しかできない業務を突き詰めていくことで、会社への貢献はもちろん、自身のキャリアアップを実現したいと思います。

AI時代という変えられない事態をポジティブに捉え、AIよりも自分が先に進化していきます。