コルクラボマンガ専科で、ニュータイプなマンガ家を目指すということ/コルクラボマンガ専科2期第1回講義「マンガ家になるとは?」

こんにちは!漫画家(志望)の縹ゆり(はなだ ゆり)と申します。
2019年11月現在、私は第2期生として「コルクラボマンガ専科」という講座に参加しています。

コルクラボマンガ専科とは、漫画・作家のエージェント会社「コルク」主催の佐渡島庸平さんが開催している、
「書籍出版にこだわらず、デジタルやイベントを主戦場としたプロの「マンガ家」を育成する」というニュータイプなマンガ講座です。

\フォロワー1万人、電子書籍出版を目指す/
というテーマも掲げており、私が今まで目指していた「雑誌掲載」というコースとは全く違う角度から「マンガ家」という山にアタックすることになった…と感じています。

今記事を書いている時点で、すでに第3回講義まで終了していますが、改めて講義の振り返りを行いたいと思い、それぞれの講義で私が学んだことをメインに記事を書いていく予定です。今回は第1回講義について書きます。

**第1回講義「マンガ家になるとは?」 **

講義内容について詳しく書くことは、すでにたくさんの人が言及されているので避けますが(気になる人はnoteやTwitterで #コルクラボマンガ専科 タグを漁ってみてね)、おそらく第一回講義を受けた皆が衝撃を受けた内容は、
・中国・韓国のマンガ市場に日本は負けている
・そして中国・韓国のマンガはフルカラー縦スクロール
・でも日本のマンガを中国・韓国のマンガサイトに投稿することは現在断られている

ええ…じゃあどうすんねん…(私は関西人なので、突然の関西弁が許されます)

私が知っている限り、日本にはLINEインディーズ・ジャンププラス・コミチなどプロでなくても縦スクを投稿できるサイトがいくつかあるので、今はそこに出していくしかない、と思っています。コミチアプリ出してほしい。

今、マンガ家志望は過渡期に立ち会っているのだと思います。
雑誌掲載という道以外に、Web投稿サイトや、Twitter・instagramなどのSNSにマンガを投稿することで注目を集め、マンガ家になるという例がたくさん生まれています。
ただ、その終着点は現在「単行本化」がすべてだと感じています。
私自身、マンガが本になることは憧れがありますし、日本の今の状況では、単行本が売れること以外でマンガ家が生きていけるだけのお金を得ることは難しいと感じています。

どのSNSやWebサービスに、どんな内容で、どれくらい投稿しなければいけないのか。
モノクロ見開きに加え、縦スクフルカラーも描いていかなければならないのか。
マンガ家になるためにどの道を行くのが正解なのか、志望者たちは岐路で立ちすくんでいる…そんな気がしています。

では、私はどの道を行くのか?

「コルクラボマンガ専科を受講している半年間は、講義で提示される方法にできる限りコミットしつつ、自分の構想しているマンガを講義で学んだことを生かしつつ描く」です。
具体的にいうと、
「フルカラー縦スクロールで自分のマンガを描いてみる」
「Twitter・instagramで絵や漫画をアップし、好きのおすそ分け(自分の好きなもの3つの情報を発信する)をして応援してくれるファンを増やす」
ことをやります。

見開きモノクロ・雑誌投稿という方法でマンガ家になれなかったのだから、新しい方法でマンガ家にチャレンジしてみる。

コルクラボマンガ専科で、ニュータイプなマンガ家目指す。

これから5ヶ月半弱、マンガ家になれるよう全力で頑張りますので、応援よろしくお願いします!

おまけ
ニュータイプという言葉を使うこと自体が、
すでにオールドタイプである証かもしれない(ニュータイプを知らないお友達は、ぜひググってね)

2019.11.25追記
コルクラボマンガ専科では、毎回お題にそって漫画を描くという課題が提出されるので、第1回講義で提出した漫画を載せておきます!

課題内容:自分の好きな作品の紹介マンガを1ページで描く
縹ゆり:「はたらくカッパ」逆柱いみり
カッパの海賊船に料理人として就職することになった主人公アンヌの冒険物語です。「はたらく」ことが楽しくなるマンガ!

コルク課題「はたらくカッパ」


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