IPA試験申し込み期間に苗字が変わった場合の対処 - 資格試験と結婚
2024年秋(10月13日日曜日)のIPA高度試験に申し込みました。
申し込み期間は7月10日~7月31日。私は「1週間前くらいに申し込めばいいや〜」と放置していましたが、気づけば7月27日。ギリギリですね。そろそろ申し込まないと、とマイページにログイン。
すると…当たり前ですけど、1年前に受験した旧姓。私は今回の試験申し込み期間内に結婚し、苗字が変わっていました。
Xで絶望していたら、Xで教えてもらった以下の申込方法の書類に、旧姓で申し込んでもどうにかなるとの記述が。
旧姓で試験に申し込むことはできる。しかし…
というわけで、旧姓で申し込んでも当日に現在の姓と旧姓を証明できる書類を用意していれば良いとのこと。裏書に新姓のある旧姓が記された運転免許証などが良いかもしれません。
しかし、私は本名以外で申し込むことにむずむずしていたので、いちかばちかでマイページの登録事項変更申請をしました。
1日で変更が反映される
申し込みが土曜日でしたので変更反映は月曜日以降かと考えていましたが、予想外に翌日の日曜日に反映していただき、その日のうちに申し込むことができました。
名義変更の苦悩が資格試験でもあるとは
私は今までにマイナンバーカード、運転免許証、銀行口座、クレジットカード、光熱費の契約者、スマホの料金、Webサイトのアカウントといろいろな名義を変えてきました。しかし、資格試験の名義は盲点でした。
これが書類の申し込みのみの、マイページのようなものがないものでしたら問題なかったかもしれませんが、今や英検もTOEICもIPAもログインして申し込む時代。英検や TOEICには数年申し込まないでしょうが、その時は名義を変更しなくてはいけません。その前に変更しておこうかな…。
旧姓でも申し込めたじゃん、と思われるかもですが、私は自分の本名でなるべくなんでも申し込みたいです。ですので今回はギリギリになってしまいましたが、申し込み終了日近くに婚姻届を出す方は、旧姓で申し込みせざるを得ないでしょう。
世界でも珍しすぎる夫婦別姓が選べない国で生きていくこと
私は理想は苗字を変えたくなかったので、本当にこういうひとつひとつにげんなりしてしまいます。早く夫婦別姓を選べる制度にしてもらい、私よりあとに結婚する女性たち(現在でも苗字を変えるのは95パーセント女性。変えている男性の方々も、お疲れ様です)に不要な手間をかけずにうまくいくようにしてほしい。もしくは、名義の変更をかなりシンプルにできるようにしてほしい。
また、名義が変更ということは、旧姓で取得した資格についても、本人の証明書だということ。それは、旧姓の身分証明書を残しておかなくてはいけないということです。私は是非IPA高度を新姓で取得し、旧姓で取得した基本情報と応用情報はもうさほど提出を求められない立場になってやるしかないようです。
…本当に、選択制夫婦別姓に反対する政治家が、「苗字を変えることはそんなに負担はない」とか「夫婦どちらかだけ苗字を変えても、夫婦は対等」とかいうのをXで見て、「じゃああなたが変えてみてください」と思う。本当に一方だけ負担が大きすぎるんですよ。そして、「じゃあ夫に変えてもらえ」というのは嫌ですよ。だって大事な夫にこんなに面倒なことしてもらうことになって欲しくないです。
私は覚悟して今の制度で結婚することに決めましたが、本当にこんなに馬鹿みたいなことで若い女性たちに悩んで欲しくない、とあらためて思った出来事でした。
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