何かを生み出すということ
生産性。…という言葉はあまり好きではありませんが、
自分自身が生きている中で、「写真が趣味です」と公言している、そしてそれに関わる仕事をしているということも考えた上で、
「今日は何を生み出せたかな」
なんて考える日があります。
勿論、朝起きて、子供を送り出し、仕事に行き、卒なく業務をこなし、帰宅し、夕飯を作る、子供の話を聞きながらお風呂に入る。
だいたいこのパターンで一日が終わるので、それが出来ただけで幸せな一日…と思うようにしています。生産性云々の前に、ご飯食べて、食べさせて、生きていかなきゃいけないから。
でも、自分の性格上、毎日同じことをして、同じ人と会い、同じことを繰り返していると、限界を感じることがあります。何も考えず流れに任せることが我慢できなくなったりします。
そこで、たまに自分がやるのは、「一本だけ脇道にそれる」という息抜き方法です。
とても簡単で、いつも帰る道と、一本違う道を通って帰ってみる。
ただ、それだけです。
大きな変化はないかもしれません。でも、「こんな景色があるんだ!こんなものがあったんだ!」という発見がひとつでもあるだけで、自分にとって小さなインプットになり、「今度カメラを持って撮りに来よう」とか、次のアクションに繋がりやすくなります。しかも、仕事で疲れたという気持ちを家まで引きずらずに帰れます(多分)。
勿論、時間に余裕があれば、通勤までの道で少し探検してもよいのですが、自分はとても方向音痴なので…(笑)
五感を使った生き方が難しい現代、
なんとか鈍らせずに生きていきたいと思うのです。
つづく
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