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hisataroh358
2024年8月19日 08:50
おぼろげな記憶の中に合って、一つ、確かな実感として覚えているのは、ある感触。温度を伴う感触は、どうしても記憶に残るようだ。あの、冷たい頬の記憶は、いつまでも消えず、自分をさいなむ。それは、あの人の頬でもあり、自分の頬でもある。その頬を冷たくさせていたのは、吹き付ける風だけではなかったんだ。
みいゆ
2024年8月10日 15:04