謹賀新年

開けましておめでとうございます。
2020年も宜しくお願い致します。

今年は、アートサロンカフェ《哲学者の薔薇園》と、アンティーク･レトロ雑貨店ロサ･アンティカの活動を統合する形で動けたら良いなと思っております。
《哲学者の薔薇園》が営業させて頂いている、株式会社シャルーンでも「レトロ部」という部署を発足させたので、そちらとも連動していきます。
手始めにロサ･アンティカのInstagramアカウントを作成しました。
お勧め商品などをご紹介してゆこうと思いますので、フォローして頂けると嬉しいです。

ロサ･アンティカの紹介文に「朽ちることのない永遠の美を求める全ての方々に」とありますが、「朽ちることのない美」は実のところ、求めても得られない美、なのですよね。
それでも、人はその得られないものに向かって手を伸ばしてしまう。
パンドラの箱の底にただ一つ残ったものが、希望だからでしょうか。

時を経て輝きを纏うもの。滅びに向かいつつ、尚も人を惹きつけるもの。
そういうアンティークの魅力は、素材の質と仕事の緻密さ、丁寧さによって、生み出されていると思います。

今は断捨離などといって、何でも処分してしまう風潮があります。
もちろんすべてのものをこの世に残す訳にはいきませんので、消えてゆくものはそういう運命なのだと思いますが、それでも縁があったものは少しでも救いたいし、新しく生まれ変わって欲しい。
古物に関しては、そのような思いがあります。

前回の記事も、早速ご購入下さった方がいらして、本当に嬉しいです。
実際に販売したものや、ブースの作りなどが分かりやすいよう、記事に画像を新たに挿入してみました。
ご興味がある方、ぜひとも読んでみて下さいませ。

これからも、《哲学者の薔薇園》及びロサ･アンティカを、宜しくお願い致します。

画像は、いつか御殿場の古物市場に行った時に撮影した富士山。