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あの「ジェット浪越」も“お腹ほぐし”をしていた⁉

お腹のツボで怒りやイライラの感情を鎮める実践法“お腹ほぐし”の説明をします。

指圧の心は母心……で有名な指圧の先生、浪越徳治郎先生ご存知でしょうか?

わたしは鍼灸専門学校に通っていたころ、浪越先生と親交のあった講師の方から、聞いたお話を今でも覚えています。
その浪越先生も夜寝る前に自分のお腹を指圧してお腹に硬いところがあると丹念にもみほぐして心身の健康を保持していたいうことです。

浪越徳治郎先生をご存じない方もいると思いますので少し紹介しますね。

まず指圧の創始者といわれています。
多発性関節リウマチの母の痛みを和らげたいという一心から揉んだり擦ったりするうち、指で押すことで痛みが和らぐことを発見し、後にこの技術を指圧と名づけ、多くの人にその技術を広めるため、1940年、東京に指圧学校を設立した。

マリリンモンローを指圧した
マリリン・モンローが新婚旅行で来日した時のこと、胃痙攣(けいれん)で体調を崩したときに指圧した唯一の日本人であるということです。
このことについて浪越先生は後にテレビ番組の中で語っています。
「そりゃあもう、とにかく綺麗な方でしたよ。いつもより三倍くらい時間をかけてしまいました」
他にも、モハメド・アリや吉田茂首相をはじめとした歴代の内閣総理大臣など国内外の著名人を治療したことにより、日本はもとより全世界に指圧(SHIATSU)を普及させた。

『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』に「ジェット浪越」として出演
テレビにもよく出演されその豪快な笑い声を記憶されている方も多いでしょう。テレビドラマやバラエティ番組などにも数多く出演しました。特に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ)では、当初、「アーッハッハ」という豪快な笑い声から「アッハー浪越」の名前で登場。後に、ジェットコースターに乗った際に普段の笑い声が消え、あまりにも怖がっていたためそのリアクションから「ジェット浪越」と命名され、で知名度を上げた、ということです。

“お腹ほぐし”やり方

イスに座ったまま、服の上から簡単にできます。もちろん立っていても、寝ていても大丈夫です。

両手の親指以外の4本の指を使います。

両手の指の4本の甲側を合わせます。

その指でみぞおちから下にお腹をゆっくり押していきます。
押す場所はみぞおち、みぞおちとおへその中間、おへそ、へそ下数センチ、恥骨のすぐ上の5か所です。

ここにゆっくりと、指をお腹に埋めていく感じで押していきます。
押していくと押して他の場所よりも痛いところ、押してイヤな感じのする場所があったらそこは時間をかけて押していきます。

押して嫌な感じがするポイントは20秒くらい押したまま保持しましょう。痛みや嫌な感じが少なくなるまで押した方が効果的です。注意数点は2つです。
ひとつは無理に力を入れて押さないこと。2つ目はおなかの力をできるだけ抜いてリラックスした状態でマッサージすることです。呼吸を吐きながら押すと力が抜けやすいです。

次に同じようにお腹の右側、左側もマッサージしていきます、
何センチ右とか考えずに大体の感覚で大丈夫です。

次にろっ骨の下に指を入れていきます。親指以外の4本をろっ骨の裏側に差し込むようにゆっくりと入れていってください。中央から外側に同じように左右行います。

最後に“のノ字”に数回お腹をやさしくマッサージします。

場所も選ばず、ちょっとした空き時間にできますし、立ってでも座っていても寝ていてもできます。案外かたいところがあったり、痛いところがあってびっくりすると思いますよ。

おなかを軟らかく保って健やかに笑顔になりましょう。

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