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22個のカメラでマーケティング、体験が楽しいショップ「b8ta」の魅力がとまらない

ニッポン放送で40年近くラジオに携わってきた上柳昌彦アナウンサーが、東京・有楽町に関わる様々な人をゲストに迎え、有楽町の魅力やそこで生きる人の思いを聞くポッドキャスト番組「有楽町ひとさんぽ」。

今回のゲストは、アメリカ・シリコンバレー生まれのスタートアップ企業「b8ta」のカントリーマネージャー北川卓司さん。モノを通じて体験を売るショップ。その秘密を覗いました。

店名の”b8ta”に込められた秘密は?

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なぜ店舗の綴りがこの文字なのでしょうか…

2015年にハイテク企業が集まるアメリカ・シリコンバレーでスタートした企業なんですが…。その際、市場に出回る前の製品をβテストと呼んでいます。そういったβテストをする商品を多く並べる店舗を作ろうということでベータという店名にしました。通常の「β」という綴りが様々なところで使われているため商標が取れず、それなら「8」にしようと。

日本語でいえば数字の「8」には色々な意味がありますもんね。

8は末広がりですし、横に倒すと無限大。この「b8ta」を見て「ベータ」と読めるようになると「これベータって読むんだよ」と言いたくなります。それも大切な要素だと思います。

大手量販店では販売していない商品が並ぶ理由

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有楽町には日本での有名な大手家電量販店がありますが、そこには並んでいないような商品がありますね。

実はまだ販売する前のモノからすでに販売しているモノまで、多岐にわたって品揃えがございます。量販店に並んでいるモノも販売していますが、大手と一番の違いは販売を主目的にしているお店ではないので、新しいモノに発見と体験をしていただくコンセプトになっています。

ひと目見ただけでは用途が分からない商品も?

ご説明が必要な商品が実は多いです。インターネット上では多くの方が色んなモノを買われると思うんですけど、それなりに高価なものですとか高額なものですとか。または購入する前に触ってみたいものとか。そうしたものを実際にお試しいただける店舗になっています。

22個のカメラを駆使して、お客さんの行動を分析

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商品を置いている方たちは自分たちのアイテムにお客さんがどういう感想を持っているのか知りたいと思いますが…。

有楽町のお店ですと、店内の天井にカメラが22個付いてまして。あちらで店内のどこを動いたのか行動分析ができるようになっています。

お客さんがどこにとどまる時間が長く、どう動くのかがわかると。

そうです。データを取らせていただいてまして。商品が置いてある区画を何名の方が通り過ぎたとか、5秒以上立ち止まるとその商品に興味があるという風にカウントされます。それがすべて自動で行われています。もちろん個人情報が特定出来ないように頭の上から撮影するなどの工夫はしています。

有楽町という街の豊かさは・・・

文字のごとく楽しいことがある街ってのが有楽町ですので。やはり来て頂いて、暗い世の中ではありますが「楽しいことがあったね」と思って頂けるような空間と言うか店舗が集まってるのかなと思います。個人的には仲通りですね。歩道も広くて真っ直ぐな道で店舗が並んでいるところになると、都内だと表参道か有楽町くらいだと思います。気持ちよく回流が出来るいいエリアかなと思います。

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全編はポッドキャスト「有楽町ひとさんぽ」で公開中。「b8ta」のカントリーマネージャー北川卓司さんが出演。「有楽町ひとさんぽ」はポッドキャストで聴くことができます。全編無料です。​

「有楽町ひとさんぽ」は、有楽町の街の新しいテーマソングを公募するプロジェクト「有楽町うたつくり計画」と連動した超ローカルポッドキャスト番組です。有楽町で働く方、生きる方をゲストに迎え、街の魅力や歴史、展望などを伺っていきます。

「b8ta」 Information
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル1階
営業時間:11:00~19:30
定休日:不定休
アクセス:JR有楽町駅 徒歩1分


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