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コニカミノルタプラネタリア TOKYO 総支配人 川中子悠介さん。有楽町の星空彩るプラネタリウム。その秘密とは

ニッポン放送で40年近くラジオに携わってきた上柳昌彦アナウンサーが、東京・有楽町に関わる様々な人をゲストに迎え、有楽町の魅力やそこで生きる人の思いを聞くポッドキャスト番組「有楽町ひとさんぽ」。

今回のゲストは、有楽町に突如現れたプラネタリウム、コニカミノルタプラネタリア TOKYO 総支配人 川中子悠介さんです。有楽町とプラネタリウムの意外な関係?そしてその魅力について伺っていきます。

有楽町とプラネタリウムの関係は82年前から?

プラネタリウムをこの有楽町に作った理由はなんですか

そうですね。池袋と押上スカイツリーの2カ所でプラネタリウムをやっておりまして、今回3カ所目の候補地として有楽町を検討しておりまして
演劇だったり、音楽・美術の発信地である有楽町っていうところに非常に魅力を感じまして、オープンに至りました。

有楽町でやるということでキャッチコピーをお考えになたらしいですね。

フランク永井さんの「有楽町で逢いましょう」っていう歌がありまして
そちらを実際に使わせていただきまして、昔”東日天文館”っていうプラネタリウムが82年前に有楽町にあったんですけど、
そちらをまた復活させるという意味で「有楽町の星空で逢いましょう」というキャッチコピーをオープンの時に打ち出してスタートしました。

プラネタリウムの仕組みと進化

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プラネタリウムの機械って昔はすごい大きかったですが、今は小型化してますね。原理的には一緒なんですかね

そうですね。今はとても小さくなって、弊社のドームに入っているものは横幅が1.2メートルとか高さも2.5メートルで非常にコンパクトになってるんですけど、当時からは考えられないくらい小さくなってますね。

今は星だけじゃなくて映像も映せるというのが昔とは大きく違うところですよね。

弊社は有楽町のプラネタリアTOKYOには2つのドームが設置しておりまして、一つは一般的なプラネタリウム。もう一つのプラネタリウムは光学の投影機を廃止して、席自体も固定席をやめて色んな形にもできるようなドームになっていて、そこは7台のプロジェクターで映像を床面以外全部写せるようになってまして、本当に没入感の高くなってます。そして音楽ライブだとか、演劇だったりとか、週末はBARの営業をしていて、より今までとは違う楽しみ方ができるようなドームとしてお客様に提供しております。

一体どうやって撮影して、どう編集して、どうやって写してるんだという映像が流れますよね。

実際360度のVRを撮るようなカメラで、撮影したものを7台のプロジェきたーでドームに写しますので映像が被るところもあるんです
それを全て「スライス」っていう作業で上手く映像と合わせてます。非常に大変な作業ですね。

VirtuaLinkエリア・イメージパース

有楽町でプラネタリウムというとどんな層のお客様が多いですか

元々実際はサンシャインシティの「満天」とスカイツリーの「天空」っていうその2館はショッピングセンターの中にあるプラネタリウムなので、若いお客様が多かったり、ファミリーのお客様が多かったんですけれども、有楽町のプラネタリアTOKYOに関しては結構仕事帰りで一人のお客様ですとか、休日に関すると非常にお洒落をして観に来る。年齢層も全年齢幅広く均等にいらっしゃるとても珍しい構成になってます。

11月21日から「Starry Island 南十字星を見上げて」というプログラムをやります。という告知がありまして海に中にちっちゃな島があってそこからの景色なんですが、あれは本当にある島なんですか

本当にある島ですね。日本の南の方にある、ミクロネシア連邦の中にあるジープ島という島がありまして、フジテレビさんの「世界の絶景100選」にも選ばれて1位にもなった島です。インスタグラムでも「フォトジェニックな島 第一位」に選ばれたりとか非常に人気のある島ですね。このプロおグラムは併せてアロマを焚きながらお楽しみいただける「ヒーリングプラネタリウム」というジャンルになります。

「Starry Island 南十字星を見上げて」_作品ビジュアル

有楽町の街の豊かさは

そうですね。学生の頃は有楽町というと東方の日劇さんでタイタニックを見た思い出くらいだったんですけど。やはりこちらに配属勤務になってからは
交通会館さんとかは全国回れちゃうアンテナショップだらけで、旅行行った気分にもさせてもらってこのコロナ禍はお世話になりましたね。有楽町は狭いエリアかもしれないですけど、昭和なものも新しいものも色々なものがギュッと集まっている素敵な場所だなと思っております。

全編はポッドキャスト「有楽町ひとさんぽ」で公開中。コニカミノルタプラネタリア TOKYO 総支配人 川中子悠介さんさん。「有楽町ひとさんぽ」はポッドキャストで聴くことができます。全編無料です。​

「有楽町ひとさんぽ」は、有楽町の街の新しいテーマソングを公募するプロジェクト「有楽町うたつくり計画」と連動した超ローカルポッドキャスト番組です。有楽町で働く方、生きる方をゲストに迎え、街の魅力や歴史、展望などを伺っていきます。

<有楽町ひとさんぽ>
毎週月曜日、最新エピソード配信予定。
「有楽町うたつくり計画」公式サイトほかポッドキャストで聴取できます。

<有楽町うたつくり計画>
有楽町の街の新しいテーマソングを創り上げる楽曲募集企画。
一次審査通過者は、音楽プロデューサー・本間昭光さんとのワークショップを通して、楽曲をブラッシュアップし、有楽町の”まちうた”をつくりあげていきます。詳細は公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://www.1242.com/project/yurakucho

「コニカミノルタプラネタリア TOKYO 」
HP:https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/
住所:東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン 9階
電話:03-6269-9952


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