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人の顔を見ると元気になる

リモートワーク生活3日目。

今日も晴れているので無駄に洗濯してしまう。洗濯が趣味になりそう。今日はシーツを洗った。明日も晴れっぽいので布団カバーかタオルケットのどちらかを洗おうと思う。

洗濯物を干す以外は特に利用していないのに無駄に広い庭は、雑草が生え放題。家にいる生活を続ける中で、今まで気づかないことに気づいた。ただの雑草だと思っていたやたら背の高い草はタンポポみたいな花を咲かせる。タンポポにしては背が高すぎる(私の膝より高い)ので、タンポポではない気がするけれど、花はタンポポそっくりだ。しかもこの謎の花は、天気が良い人の昼間、日がでているときしか開いていない。晴れていると朝開いて、夕方には閉じている。前のようにほぼ日中の昼間に家にいない生活を送っていたら、この花には気づかずに引っ越してしまっていただろう。

心配している母親からLINE電話が来たので、TV電話で話した。TV電話のやり方や、かぶり物とかマスクとか色々付けられるLINEの機能を教えてあげたら面白がって喜んでいた。母親がiPhoneにしてくれて、LINE通話で顔を見ながら話せるようになったのは本当に良かったと思う。横浜に住んでいる母親から見ると、東京はそうとうやばい感染地というイメージらしい。実際感染地ではあるけれど、幸いリモートになったので避難生活だと思って自粛しながら暮らすしかない。どんなにやばい状況になっても、普通の一般市民にできることは会社や政府の仕組みの中で決まるしかないのが現実だなと思う。

人の顔を見る機会が極端に減ったので、母親のTV電話も面倒くさがらずにやってあげる余裕があるのは良い変化かもしれない。これまでの普段が親不孝だったわけだけど、忙しさを理由に優しくできない子供であることは良くないなと思った。

この前8人くらいでLINEのビデオ電話をしたが、8人だとなかなか喋るのが難しいかもしれない。でも2、3人ならあまりリアルで会っているのと変わらずに話せる。コロナ問題が収束した後も、打ち合わせをある程度ビデオ電話でやるのはありだと思った。

移動の時間、移動に伴うメイクやら服を選ぶやらの時間、人と会うことで増える雑談やそこから生まれる新たな頼み事や頼まれ事、そういう時間がなくなって、仕事も日常もかなり削ぎ落とされた。良い面もあるけれど、自分から色々発信していかないと新しいものが生まれないし孤独にもなりそう。

出かけないことでの気持ちの変化として大きかったのは、前ほど服に対する物欲がなくなったこと。インスタで服を見ていていいなと思ってもどうせ着ていくところもないのにな・・・と思ってしまう。やっぱり前に服を買っていたときは、「あそこにきていこう」という思いから買っていたのだなと思った。とはいえ、リモートだからといって部屋着ではなく、普通にある程度出かけられる服でいた方が気持ち的にだらけないからいい。部屋着はリラックスのためにあるものなので、その格好だとなんとなく仕事に馴染まない。

一方で本欲しい欲と読みたい欲は止まらない。状況が変わっても昔から好きな小説や古い名作の面白さは変わらないし、これからも変わらないと思う。どんな時でも本を開けば頭の中は自由になる。

今日は20時〜、有賀さんとインスタライブのお手伝いをする。前はおうちに行っていたけれど、このご時世なので遠隔でお手伝い。有賀さんのPCと私のPCをZoomで繋ぎ、私はiPhoneでインスタライブを見ながらコメントを拾って有賀さんにZoomで伝えるというやり方。練習でやってみたけれど、意外とうまくいきそう。制限された中でできることを探して新しいことを試してみるのはとても楽しい。

人の顔を見る機会が減った中で、インスタライブの告知をする有賀さんの超笑顔の写真にめちゃくちゃ元気が出た。知っている人の笑顔はこんなに元気が出るのかと驚いた。

いつまで続くかわからない生活への不安、そして通常に戻ったあとの生活がどうなるのかわからない不安はあるけれど、小さなできることを探して自分で暮らしの実感を作っていくしかない。

自粛生活が終わったとしても、経済状況も社会も変わっているし、もう前の世界に「はい元どおり」という形にはならないだろうな。この暮らしの中で自分も含めて価値観とか生き方考え直すことになりそう。

塩谷舞さんのこのツイートにとても共感しました。

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