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体で考えて、頭で感じて、心で動きたい。

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自分の感覚と世間の擦れに、たまに驚くマガジンの記事が100件になったので第2弾作りました。
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#有賀薫

有賀さんの3000日スープはこんな人におすすめ!

有賀さんの3000日スープはこんな人におすすめ!

有賀薫さんの『3000日以上、毎日スープを作り続けた有賀さんのがんばらないのにおいしいスープ』、ついに3000日スープ記念日の2020年3月12日、発売です!

さて、有賀さんのレシピ本はなんと今回で5冊目!有賀さんファンの方も、どれが自分に必要な本か迷うくらいの冊数かもしれません・・・、というわけで「今回のレシピ本をおすすめできる人はこんな人」というのを担当編集者がお伝えします。

今回のレシピ

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料理は自分のための快感と言いたい

料理は自分のための快感と言いたい

 作家の坂口恭平さんとスープ作家の有賀さんのトークライブ@cakesに参加した。『cook』と『まとまらない人』を読んで坂口さんの魅力にとりつかれてしまったので、その坂口さんと有賀さんとの対談だなんてどんな内容になるんだろう、全く予想がつかないとワクワクしていた。結果的に普段から感じていた有賀さんのレシピの魅力や、料理というものの面白さについて、たくさんの気づきがあった。

 昔から有賀さんのレシ

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「作る楽しさ」と「簡単さ」の奇跡的なバランス

「作る楽しさ」と「簡単さ」の奇跡的なバランス

有賀さんとの往復書簡的なnoteをきっかけに、色々な人からレシピ本の感想をいただいた。そこで気づいたのは、私が有賀さんのレシピを好きな理由が「自己肯定感が高まる」からだ、ということだ。

さらに私はこの方のツイートに深く共感してしまい、どうしてコンソメ使わないとすごい事をした気分になって、妙にテンションが上がるのか考えてみた。
そこで初めて、コンソメを使わない料理のほうが「料理している感じ」が味わ

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それぞれ基準は違うけど、みんな自分のちょうどいいを見つけてほしい

それぞれ基準は違うけど、みんな自分のちょうどいいを見つけてほしい

疲れて帰ってきた日は、本当に何もしたくない。有賀さんのこのツイートを見て、私は本当にそのとおりだなと思った。

外食も疲れるし、コンビニで選ぶのも面倒くさくて(コンビニの棚の前であんまり美味しそうでもなければ安くもないものから食べるものを選ぶのがすごく苦手)、早く家に帰りたくてとりあえず家に帰ってしまうことがたまにある。家の冷蔵庫にたいしたものが入っていないのもしっているけれど。

ちょうどおとと

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本の奥付ってエンドロールなのか

本の奥付ってエンドロールなのか

単行本の編集者になってから、基本的に著者と編集者、二人で仕事をすることが多い。あとはデザイナーさん、営業の方、本によってはライターさん、イラストレーターさんにもかかわってもらったりするけれど、一冊の本を作るのに、わかりやすく多くの人が関わっているわけではない。
私にとって本づくりは、チームというより二人三脚というイメージだった。

今、初めてレシピ本を作っている。著者はcakesでスープ・レッスン

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自分で作って食べるということ

自分で作って食べるということ

外食が連日続くと、決まって調子が悪くなる。
その外食それぞれが、いやな予定なわけではない。
それでも、家でごはんを作って自分で食べるということができないと、心にはだんだんストレスがたまり、なんとなくからだが休まらない感じがして、挙げ句の果てに口内炎ができたりする。

食べることは生きるために大切なことだけど、たぶんその大切なことを自分でコントロールできていない状態が、わたしの場合すごくストレスにな

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