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自宅の水が止まった理由

つい先日、自宅の水道が止まりました。

投函されていた用紙には、給水停止の理由として、
2月、3月分の支払いがなかったこと、
また、給水を再開して欲しければ区の
水道局まで行って支払いをしなければいけない旨が、
記載されていました。

水はタダじゃありませんからこれは当然の処置です。
数週間前から警告を受けていたにもかかわらず、
未払いのまま放置してしまったのなら、ぼくが悪い。

しかしぼくは困惑しました。
1週間前に郵便局で確かに支払いを済ませ、
その領収書を所持していたからです。
支払い該当月も、ぴったりと一致しています。

用紙に記載されていた番号に電話をかけ、
事情を説明すると、水道局の方が
駆け付けてくれくださり、給水を再開してくれました。

到着を待つ間、理由を色々と想像しました。
「現場の方が、隣のお部屋と間違えた」が第一候補で、
次点が「やっぱりぼくの払い方が間違っていた」
だったのですが、聞くと、郵便局と水道局との、
「連絡ミス」だったそう。

この理由には、けっこうびっくりしました。
何に驚いたって、自分自身の、なんとなく「官」の
においのするサービスへの強い信頼感に、です。
こういうサービスが、そういった段取り上の
ミスを許すはずがないというか、
ヒューマンエラーみたいなものには、
二重三重の組織的対処をしていると
勝手に思い込んでいたのです。
よく考えれば、そんなわけないのに。

どんなに「かたく」作った組織でもミスはするし、
「官」だからそれがないなんてこともないと思うと、
不思議と水道局と郵便局に親近感が湧きました。

いや、はい。いちばんは、延滞しないことですよね。
気をつけます。