マーケティングデザイン。
本日は木曜日のMUPウサギLIVEより。
テーマは
『マーケティングデザイン』
ジャム理論
例えばジャムを販売していて、もっとたくさん販売するにはどうするのか?
品質を良くする?品揃えを増やす?
品揃えや質ばかりではない。
カスタマーアクションを把握することが大事。
ジャムを24種類置けば購入率は3%
ジャムを6種類置けば購入率30%
品種は少なくしないといけない→カスタマーアクション。
カスタマーとは?
顧客(パンを食べる人)
非顧客(パン以外を食べる人)
断固たる非顧客(朝食を食べない人)
非顧客から新アイデアは生まれる。
他社や業界常識を一回、頭から取りただ一度だけ顧客に目を向け、顧客体験をする。
海外の大手ドラックチェーンの売上が下がっていた。
何故売上が下がるのか?
役員に病人になった体裁で一日病院に密着。
まず病院に行って診察待って、診察して、処方箋を貰って、薬を手に入れるまでに5時間掛かった。
前日までは種類とか他社との比較が売上が下がる原因と考えていたが、実は薬を貰うまでの工程が面倒臭いと言う事が原因だと分かった。
なので、上級看護師をドラックストアに置いて処方箋を書ける様にして、売上回復をさせた。
この視点はカスタマーアクションを見て非顧客を取り込んだ例です。
既存概念があると良くない!
(業界風習、既存顧客)
既存概念を壊し、新しい概念で物事を見る
デザインスキル である!
ピカソ
ゴッホ
ピカソとゴッホの違い。
同じ時期に生きてピカソは生きてる間に成功した。
何故か?
奇抜な絵を描き始め、絵を買う人達の行動を見た。
絵を買う人はワインを飲むので、ワインのラベルに絵を載せてアートとして認識させた。
既存概念を破壊する マーケティングデザイン
マーケティングとデザインを繋げる!
商品、サービスを中心ではなく、人々の行動から施策を考える!
映画館の売上を上げるには?
映画館に行く理由は?
映画を観るためよりデートのためだったりする。
例:日本酒市場は縮小している。
洋食が増えてきたから、、、
日本酒の売上が落ちている。
需要を上げるには?
ラベルを変える?
PRを高める?
価格を安くする?
と多くの人は考えるが、これはモノ思考である。
モノ思考がある限り再起は不可能。
行動で考えよ!
さっぱり料理に合うお酒市場
コク料理に合うお酒市場
人の行動=料理に合うお酒を選ぶ
→メニューの記載方法すらも変わるべき
メニュー表
に変える→行動思考
お肉料理でも日本酒を選ぶ
ではジャムを販売するには?
ジャムと朝食の思考が大事!
ジャム屋→朝食屋
へチェンジする発想。
VOTフレームワーク
Value
自社の提供している価値は何か?
Obstacle
その価値を何が下げているのか?
True Reason
下げているモノを選ぶ真実の理由
例えばカメラ
カメラが売れなくなった理由
Value
カメラ機能
Obstacle
スマホが登場した
True Reason
自撮りをする為
→ならカメラにも自撮り機能をつけよう!
例えば美容室
Value
美容室
Obstacle
美容室で差別化が出来ていない
True Reason
SNSにお客さんはUPしたい
→なら撮影ブースを作る
例えば醤油
Value
お魚料理に合うのが醤油
Obstacle
お肉料理が増えた
True Reason
お肉料理に合うもの
→ならワイン醤油やガーリック醤油をつくる
行動に対して施策を打つこと!
既存価値と代替価値で戦っている限り、機能、質、値下げになり利益率の低下にしかならない。
話戻して映画館を回復させるには、?
Value
映画の上映
Obstacle
ネットフリックスなどによる視聴
スマホでの短編動画の視聴
True Reason
移動時間なく自由な時間に観れるから
リラックスして観れる
短編動画への慣れ
ネットフリックスを倒そうとすると、短編動画の作成や新作本数を増やそうとする。
→利益率の低下
行動の部分から施策を考える。
リラックスして観れる環境
エステサロン
ラブホテル
ふかふかベッド
カフェラテ
温泉サウナ
→単価は上げる
施策の方向性が大事!
講義セッションのまとめ
・自分の顧客への概念、商品価値破壊
・物事の破壊と創造をデザインという
・今の時代はモノ競争思考は無意味
・VOTフレームワークで価値の創造
以上です。
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