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ジョブコーチの仕事って?

ジェー・シー・プラス新人社員ゆのきです!
企業の障害者雇用のお手伝いをしています。ジョブコーチ資格も取りました!

このジョブコーチというお仕事、障害者雇用の現場では必ずと言っていいほど登場するのですが、一体何をやる人なのでしょう?


ジョブコーチ=「職場適応援助者」

ジョブコーチは職場適応援助者ともいい、働く障害者と企業の間に入って、働きやすい環境づくりをサポートする人です!

障害者に限らず、労働者に「自分が働きやすい環境になるように、会社と相談しなさい!」と言っても、相談しづらいですよね。

「朝が苦手だから出社時間は午後からが良いです」

なんて、上司に向かってなかなか言えないわけです。

障害のある人は特に、ほかの人にとってはなんでもないような所で引っかかってしまうので、大変です。しかもそれを障害の無い上司や仕事仲間には、ちょっと相談しづらい。

そこで、働く本人から「どんなふうに働きたいか」「仕事をする上で、どんなことがハードルになっているか」を聞き、それを会社側に伝えて、一緒に対策を考えるのがジョブコーチの役割です。

また、職場の仲間に「◯◯さんの障害にはこんな特性があるから、ここに気をつけてくださいね!」とアドバイスしたり(「聴覚障害者は周りの人の表情から感情を読み取っているので、可能であればマスクを取って話してあげてくださいね、など)、本人に対しても体調管理や生活リズムについてアドバイスをしたりします。

心の中で「頑張ろう!」と思っていても、予定通りに仕事が出来ない……と、悩んでいる障害者の方はたくさんいらっしゃいます。ジョブコーチはそんな社員と企業の間に入って、改善点を客観的に探していきます。

ジョブコーチは3種類!

ジョブコーチには配置型・訪問型・企業在籍型の3種類あり、それぞれ役割が違います。

【配置型ジョブコーチ】

地域障害者職業センターに配置するジョブコーチです。訪問型・企業在籍型のジョブコーチと連携して支援を行う場合に、支援が効率的になるように助言や援助をします。また、困難性の高い障害者を、重点的な支援対象として直接支援します。

※地域障害者職業センター:障害者雇用促進法22条に基づいて設置された、障害者の職業リハビリテーションの拠点となる施設。

訪問型ジョブコーチ

障害者の就労支援を行う社会福祉法人などに所属し、企業を訪問して障害者雇用の支援を行うジョブコーチです。

企業在籍型ジョブコーチ

障害者を雇用する企業が直接雇用するジョブコーチです。大企業で障害者の雇用人数が多い場合、障害者雇用のための特例子会社で雇用している場合は、企業在籍型ジョブコーチが常時職場にいた方がスムーズです。

訪問型・企業在籍型のジョブコーチには、高齢・障害求職者雇用支援機構が行う研修か、厚生労働大臣認定の養成研修を修了した人がなることができます!

参考

厚生労働省「職場適応援助者(ジョブコーチ)支援事業について」

ジョブコーチについて詳しく知りたい方は・・・

障害者雇用やジョブコーチについて詳しくは、ジェー・シー・プラス代表・小池のnoteをご覧ください!

ジェー・シー・プラス公式サイトはこちら

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