そして少年少女は大人になる｜「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」と「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」

見たよ。「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」。

※以下、「シン・エヴァンゲリオン劇場版:||」と「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のネタバレを少～し含みます※

エヴァを語ると自分の人生もセットで語りたくなりません？シン・エヴァを観に映画館へ向かった人それぞれにエヴァと共に歩んだ人生があって、それぞれ決着をつけてきたんだろうなと思った。

これは庵野監督の物語であり、同じ時代を生きた人々の物語。

25年の歳月が流れていた。

大人になるってさ

エヴァってアニメが面白いらしい…とウワサになり、深夜に一挙放送がやっていたときがエヴァとの出会いだった。そのとき私は小5くらいだったかな？今はすっかり大人になってしまったけれど、なんかこんな形で最後を見送れるなんて思わなかったな。

観終わったあとに、「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」のことを思い出したわ。違う意味で超話題になっていたこの作品（ひどいという意味で）

２つの作品のテーマとして、子供のころに夢中になっていたものを大人の自分が見送るということ。

イマジナリーとリアリティーのなかでの葛藤

エヴァはそのへんが丁寧に描いてくれて、ありがとうと思った…。なんだか胸いっぱいになったよ。

ドラクエはそのへんが本当に雑だった。無理やり「おい、大人になれよ」って言われている気持ち。

庵野監督は奥さんや周りの人々に支えられて、一皮むけたのね、と思いました。

なんか一区切りだ。

そして宇多田ヒカル姉貴は最高。

小話・彼氏彼女の事情

庵野監督と言えば…

エヴァと同時くらいにマンガの「彼氏彼女の事情」を友達から借りてハマったなぁ。アニメも夕方見てたな。（このへんの時系列があいまい）

今でもこのマンガは生涯のベストマンガ上位にランクインする…！その貸してくれた友達が文化祭でこのマンガに出てくる演劇をやってた。

♪ゆ～めでぃ～～真っ白な～～

心の闇の描き方が好きだったなぁ。じつは一番闇が深いのはあさぴん疑惑。