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【鳥取県中西部(伯耆)の火葬場訪問・4】 鳥取中部ふるさと斎場

倉吉市の郊外にある現役斎場です。

倉吉市について

倉吉市は鳥取県中部の市で、2024年9月1日現在の人口は43,885人です。
古代には伯耆国の国府、国分寺、国分尼寺がおかれ、中世には伯耆守護の山名氏の守護所が置かれました。江戸時代には鳥取藩の支配下に入り、商工業の町として栄えました。
1953年(昭和28)に東伯郡倉吉町を中心に9つの町村が合併し、倉吉市として市制施行されました。2005年(平成15)3月22日には東伯郡関金町を編入しています。
鳥取県内の4つの市のうち唯一、海に面していません。

鳥取中部ふるさと斎場について

鳥取中部ふるさと斎場は、倉吉市の東の郊外の円谷町にあります。2013年(平成25)4月12日に竣工式が行われ、4月15日から供用開始されました。
鳥取中部ふるさと広域連合 鳥取中部ふるさと斎場竣工式が行われました │ 鳥取中部ふるさと広域連合 (chubu-furusato-tottori.jp)
それまで供用されていた摩瑠山斎場については、次回に紹介いたします。
新斎場の建設にあたっては、例によって、周辺住民の猛烈な反対運動があったそうです。
火葬炉は寝棺が4基。1日の火葬可能件数は10件。燃料はLPガスということです。(火葬場の所在地および処理能力 14-01kasou.pdf (tottori.lg.jp)

鳥取中部ふるさと斎場 全景
鳥取中部ふるさと斎場 エントランス
鳥取中部ふるさと斎場 斜め前方から
鳥取中部ふるさと斎場 側面
動物炉の入り口があります

倉吉市内の打吹(うつぶき)玉川地区は、白壁土蔵群が「国の伝統的建造物群保存地区」として選定されていますが、その建物を模した白壁・赤瓦の斎場です。

こちらの斎場を訪問したのは9月14日だったのですが、これまで同様に葬儀が行われており、遺族の方がいらっしゃいました。撮影できた画像はこの4枚だけです。
今回訪問した現役の斎場(桜の苑、琴浦町営斎場、鳥取中部ふるさと斎場)すべてで、葬儀が行われていました。

前回訪問した因幡霊場と合わせ、鳥取県内の現役斎場は、これですべて訪問しました。

鳥取中部ふるさと斎場の場所

<参考資料>
・鳥取中部ふるさと広域連合 鳥取中部ふるさと斎場竣工式が行われました │ 鳥取中部ふるさと広域連合 (chubu-furusato-tottori.jp)
・火葬場の所在地および処理能力 14-01kasou.pdf (tottori.lg.jp)

次回予告 【鳥取県中西部(伯耆)の火葬場訪問・5】 摩瑠山斎場跡

鳥取中部ふるさと斎場が供用される前に使われていた倉吉市の斎場跡です。

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