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パリ節約自炊生活 Lago di Garda遠征編 肉じゃが、鯖の生姜煮、きのこの澄まし汁

旦那様の知人の方にお世話になり、イタリア北部のLago di Gardaの別荘で数日間お世話になっています。素敵なお食事をいただいてばかりで恐縮すぎるので、うるるん的に日本料理を作ってせめてもの恩返しをしました。材料は、茅乃舎(かやのや)のだしパックだけはパリから持参、それ以外は全て現地のスーパーで購入しました。このくらい普通メニューなら、地元スーパーでも材料揃えることができます。海外のお宅で日本料理を作るのは初めての経験でしたが、びっくりするほど喜んでいただけました。

◆鯖の生姜煮
Lago di Gardaは湖なので、スーパーでは淡水魚の方が品揃えは豊富だったのですが、謎の淡水魚が多すぎて断念…鯖(sgombro)を見つけたので、生姜煮にしました。生姜はパリでもイタリアでも普通に売っていて、日本のものよりも香りが強く、鯖との相性抜群です。

作り方は、水・醤油・砂糖・白ワイン(酒の代用)・おろして半分に切った鯖・細切りにした生姜を入れて落し蓋をして火にかけ、沸騰したら中火で10〜15分、魚を皿に取り出してからタレを更に煮詰めて、とろみが着いたら鯖にかけて出来上がりです。

ドイツ人の知人が残ったタレをパンで掬って食べるくらい気に入ってくれて嬉しかったのですが、ご飯にとても合いそうな甘塩っぱいタレをパンで掬う様子が不思議でもありました。

◆肉じゃが
パリでも同じですが、薄切り肉が売っていないので、ロースト用の厚めの豚ロース肉を斜めに削ぎ切りにして使いました。

作り方は至って普通ですが、豚肉を炒めて火が通ったら玉ねぎ・人参を加えて炒め、油が馴染んだらじゃがいも・お水・茅乃舎ダシを投入。煮立ったらアクをすくってダシパックを取り出し、砂糖、白ワイン(お酒の代用)、醤油を入れて、落し蓋をして煮込みます。じゃがいもに火が通ったら蓋を取って煮詰めて完成です。

たまたまキッチンに“ガス入りのお水”しか見当たらなかったので、そのお水でお肉と野菜を煮込んだところ、厚めのお肉でもホロホロに仕上がりました。お肉の煮込み料理には炭酸水おススメです。

◆きのこの澄まし汁
お椀がないのでマグカップですが味はちゃんと澄まし汁です。材料のきのこは、スーパーで4種類がパック売りされているものを使用、あとは茅乃舎ダシパック・塩・砂糖・香り付けに醤油少量。

澄まし汁が一番ドイツ人のお口に合うかドキドキしていましたが、ご主人がとても気に入って奥様の分まで召し上がってくれました♪

うるるん的日本料理は予想以上にとても喜んでもらえますので、外国の方のお宅に伺う機会があれば、どんな簡単な料理でもいいので作ってみることをおすすめします。醤油・砂糖・塩は海外スーパーでもほぼ必ず売っています。酒は白ワインで代用、みりんは砂糖かハチミツで代用です。しかし、ダシだけはなかなか見つけられない上に味を決める重要な食材なので、軽くてかさばらない茅乃舎ダシパックを持っていくのがおすすめです。

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