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パリ節約自炊生活番外編 街かど演奏オジさん(時々お姉さん)

“芸術の都パリ”の芸術は絵画だけではありません。お金を出せばオペラからキャバレーまで様々な舞台・音楽系の芸術を鑑賞する事ができますが、実はパリの街かどでは夕方や週末になると様々なスタイルで演奏するオジさん(時々お姉さん)に遭遇します。そんな街かどの素敵な音楽を鑑賞する事も、節約自炊生活らしいパリの楽しみ方だと思うので今回ご紹介します。

こちらはサンジェルマンデプレ(Saint Germain des Prés)駅を出てすぐのところで週末に演奏しているお父さん達。コントラバス、マンドリン、ソプラノサックス、トタン板とシンバルを合わせたその名も“ウォッシュボード”、ボーカルで演奏しています。音楽はジャズっぽい感じでとても素敵でオーディエンスも沢山集まっていました。曲の合間にはCDも販売していて、かなり本格的に活動されているようです。

こちらはパレ・ロワイヤル(Le Palais Royal)辺りで演奏しているお兄さん達。ギターとテナーサックスですが、アンプとPCで打ち込んだリズムを流しているのでとても本格的です。

こちらのお二人は以前紹介した“Fête de la Musique 2018”という音楽祭で出会ったので、普段はどちらに出現しているか分からないのですが、ギターとツインボーカルのお二人です。こちらのお二人はカントリー風のノリの良い曲を演奏されていました。

“演奏オジさん”と題した通り、演奏しているのは何故かオジさんが大変多いのですが、こちらの4人組は貴重なお姉さんを発見!サックス、スネアドラム、ギター、そしてボーカルの4人組で、ジャズとシャンソンの中間の様な音楽を演奏されていました。

パリではちょっと歩いただけでもすぐに演奏オジさんに遭遇します。素敵な事に1つとして同じ組み合わせ、同じ音楽が無いのです。自分達らしい組み合わせで自分達らしいジャンルの曲を奏でていて、何よりも自分たちが一番楽しんでいる様子が、聴いていてとても心地よく楽しい気持ちになります

観光で来仏した際にも、ぜひ街かど演奏オジさんの音楽に耳を傾けてみてください。パリジャン・パリジェンヌらしい素敵な自己表現に触れる事ができますよ。

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