📈移動平均線検証方法
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📈移動平均線検証方法

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今回のnoteでは移動平均線カテゴリの項目である『移動平均線検証方法』を説明していきます。
まず前提に、全ての時間足に下記の一般的な移動平均線の数値設定して
それを基に解説していきます。

・短期 20SMA
・中期 75SMA
・長期 200SMA

ただ以前も言った通り、数値があまりにもかけ離れていなければ
短期、中期、長期の流れが分かる設定値であれば問題ありません。


目次
・分かりやすいところだけに絞って検証する
・移動平均線の長期→中期→短期の並びを意識する
・長期、中期、短期がなるべく近いところで検証する
・長期、中期、短期の傾きを一致したところで検証する
・検証をする前にnote『📈移動平均線の考え方と意味』noteの復習
・検証実演


※追記
最後に書き込んで検証するのは、下位足のトレードする足のみで大丈夫です。上位足は書き込む必要はありません、チャートを遡る時に確認するだけで大丈夫です。

【分かりやすいところだけに絞って検証する】
これに関しては水平線の検証方法でも説明している通りなのですが
非常に重要なので再度説明します。

・簡単な形のものほどローソク足の反応が出やすくテクニカルが効きやすい
こと
・相場というのは同じパターンの繰り返しで、そこで検証することで自分のチャート脳が納得し、実戦でも再現性の高いパフォーマンス発揮する。

検証をしていると、どうしても途中から手を抜いたり、数をこなすだけになりがちですが、このルールを守らずに検証をして難しいチャートを拾ってきても効果は100分の1くらいになるので、検証する際は口ずさみながらでも「簡単なチャートを探す」という風に進めてみてください。

悪い例
移動平均線の傾きもレートの位置、並びもバラバラで分かりにくいチャートです、そういった相場は見ての通りレンジ相場になり易いです。

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良い例
下落から上昇転換するときの典型的な移動平均線のパターンですね。
傾きも下から上、並びも長期から中期→短期、レートの位置も上でそれぞれの移動平均線が収束から拡散しているところです。
売りから買いに優位性が移った瞬間ですね。

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何度も言いますが
簡単 = 都合がいい
ではなくて
簡単 = 基本
です。

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これは長期が上昇していて傾きの優位性も〇
そして長期から中期が収束から拡散に向かい、中期から短期も収束から拡散に向かうところでThe押し目買いの典型的な形です。

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これは反対に上昇から下落に転換するパターンです。
高値圏でこういったチャートパターンが出やすいというのはもうわかりますよね?だけど気がついたら入りそびれるというのがほとんどだと思います。

もちろんパーフェクトオーダーになるかどうかは僕に分かりません。
例えばこういった高値圏で切上が切り下げに変わり始め
短期移動平均線から順番に下を向き始め、そして徐々に停滞しだし
次は中期が上向きから水平→下向きと変わってきます。
そうすると短期と中期は高値圏で売り優勢となる訳です。

この場合長期が乖離しているとその乖離幅を埋めるために下落していきます
その上昇から下落の転換をいち早く察知してトレードするためにはこの移動平均線の優位性というのが非常に重要になってきます。

なのでそういった細かいポイントを察知するためにもこういった分かりやすいチャートを探し出し検証することが大事になってきます。


【移動平均線の長期→中期→短期の並びを意識する】
移動平均線の並びとはどういうことかというと要はパーフェクトオーダーの事です、これはググってもらったたくさん出てくるのでここでは軽くだけ説明します。

パーフェクトオーダーというのは3本の移動平均線が交錯することなく同じ方向を向いている事です。

上昇なら

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長期移動平均線の上に中期移動平均線が位置し、更に中期移動平均線の上に
短期移動平均線が位置していたら相場はかなり買い圧力が強まっているという事です。

下落なら

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こちらは逆で長期移動平均線の下に中期移動平均線が位置し、更に中期移動平均線の下に短期移動平均線が位置していたら相場はかなり強い売り圧力が強まっているという事です。


ではなぜ移動平均線の検証でこの並びが重要なのかというと
過去のnote『💻移動平均線の考え方と意味』の収束から拡散、パーフェクトオーダーの欄に書いたのですが。

下のチャートは、短期(黄色)と中期(ピンク)が下向きになりレートも下に抜けてきたため売り優勢と判断して売った場合を表しています。

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  --  赤色の① --
まず左の白枠で囲ったところです
ここでは短期移動平均線が下向きになり、時間と共に中期移動平均線も水平から下向きになる事で売り優勢に変わったというのが分かると思います。

ただここで一番リスクが高いのが、すぐ下に上を向いて上昇してきている長期移動平均線が迫ってきている点です。

何度も言うように上位足の移動平均線に逆らうと極端にリスクリワードの悪いトレードに変貌してしまい損切される可能性が高まります。

ではどうすればいいのかというと
上位足の移動平均線が売り優勢になるまで待つという事です。
そしてこのとき重要なのが

『上位足でも確認できる高値の切下げ』です。

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高値を切り下げていますね、こうなることで買いトレンドが終了し下落に転じる可能性が高くなります、ただし、まだ移動平均線の並びはバラバラなので、ここでエントリーするのは早いですね。

そして白枠で囲ったところは、高値圏で高値が切下げて長期移動平均線の下に中期移動平均線が潜り込んでいます。
下落するときの移動平均線の並びというのは『長期移動平均線の下に中期移動平均線が位置し、更に中期移動平均線の下に短期移動平均線が位置していたら相場はかなり強い売り圧力が強まっている』でしたよね?

そして色付きの矢印の意味ですが

黄色:短期の移動平均線の優位性
ピンク:中期の移動平均線の優位性
ブルー:長期の移動平均線の優位性

を表しています。

なので白枠の中で3本同時にレートが下から上に抜けて買い優勢から
レートが上から下に抜けて売り優勢になっているのを分かりやすく可視化しています。
そしてその後

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こういう風にまずは分かりやすく色分けをして、全ての時間足が一致したところに矢印を付け加えてみてください。


【長期、中期、短期がなるべく近いところで検証する】

これはどういうことかというと、まず下のチャートは
長期、中期、短期が近いところのチャートです。

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密集しているのが分かると思います、こういった場所というのは下位足から上位足の思惑が一致するところで、障壁となる思惑が限りなく少なくなるのでレートが伸びやすい場所になります。

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移動平均線が乖離していると、移動平均線の法則で乖離を埋めようとする力が働きます、白枠で囲っているような場所で買いエントリーするのは非常にリスクを伴います。
なぜならそこは上位足が買い場ではないと判断しているからで、高値掴みになる可能性が非常に高いからです。

売りも同じですね。

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しかしこれがひとたび乖離して移動平均線と移動平均線が離れてしまうと
そこは非常に伸びにくい場所になりエントリーしても逆行する可能性が高まります。

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こういった理由から、なるべく3本の移動平均線が近いところで検証実戦をしてください。


【長期、中期、短期の傾きを一致したところで検証する】

これに関しては上の方で説明してきたので、だいたい理解されていると思います。
移動平均線の重要な意味:傾き

『MAが上に傾いている時は上昇トレンドと判断されて買い優勢。売られても押し目と判断されてそれ以上の力で買われる』

『MAが下に傾いている間は下落トレンドと判断されて売り優勢。買われても戻り目と判断されてそれ以上の力で売られる。』

でしたよね。
なのでここは少し難しいんですが、というのも長期の移動平均線というのはだいぶゆっくりなので、例えば売る時に下を向くころにはレートは既に下落してしまっているという事が多々あります。

なのでまずは1分足をトレード足と考えた時
方向を一致させる必要があるのは少なくとも2つ上までの時間足
5分、15分の方向に合わせる必要があります。
では1時間足は無視しても良いのかというとそういう訳にはいかないので

ここではまず1時間足の短期MAを見ていきましょう
※ここでは20SMA,75SMA,200SMAではなく、トレード足に上位足の短期20SMAを設定して解説します。

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そして天井に注目してみてください。
ここはある程度乖離したところで、その乖離を埋める売りの可能性が高まってきました。
そして白色の枠で囲った場所で、1時間足の短期のMAが上向きからレートが下抜いて、上向き→水平→下向きという風に若干の移動平均線の売り優勢相場になっているのが分かると思います。

これは1時間足で、中期、長期は上向いているので、ここで1時間足レベルで売るわけにはいきません。
次は一つ下の15分足です。

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高値も切下げ15分の短期MA黄色とピンクは1時間足のMAの思惑が一致した、傾きが一致した時にレートが伸びているのが分かると思います。

次は5分足です。

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多分ここで半分くらいの人は気が付いたと思うのですが
こういった形で上位足の移動平均線の傾きを察知し、下位足に落とし込み、絶妙なタイミングで下位足のトレンド転換トレードを行うことが出来ます
ここに高値圏の買い勢が負けるであろうネックラインを引き、そこをサポレジ転換し、安値割れで売りエントリーです。

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すると、上位足から順に下位足の移動平均線の傾きの優位性が証明されたので下位足であるトレード足はパーフェクトオーダーになり易いという事です。

もちろん水平ラインとダウの高安値切下げも考慮してのトレードです。

【検証をする前にnote『📈移動平均線の考え方と意味』noteの復習】
検証に入る前に今一度過去のnote『📈移動平均線の考え方と意味』
https://note.com/yunasunakeho/n/n6e864d90abef

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を読み返していただければと思います。
さあ次は検証実演です。

【検証実演】

手順
①チャート上には自身で使用している短期、中期、長期の流れが分かる3本だけを表示させてそれ以外のグリッド線やインディケーターは全て消す。

②自分のトレードしている足の2つ上か3つ上の時間軸に設定し、相場の流れを読むためにチャートに一番左からスタートする

③そしてチャートを右にスクロールしながら見るところなのですが、
基本的にトレードする場所というのは2か所だけです。
■トレンド転換する場所
■買い継続、もしくは売り継続する場所
上位足のこの2か所を探す

④その2か所を見つけたら枠で囲い下位足に落とし込んでいきます
※前提として
買いの場合:探した足の安値が切り上げていること
売りの場合:探した足の高値が切下げていること
上記を確認してください。

⑤トレード足まで落とし込んだら、なるべく長期→中期→短期ときれいに並んでいる状態か確認する。

⑥確認したら③で説明した買いなら長期の安値に切り上げダウを引く。
売りなら長期の高値の切り下げダウを引く。

⑦移動平均線と同じ色の矢印を画像描写ツールで描く
※僕が使用しているのはスクリーンプレッソです(無料)
https://www.screenpresso.com/ja/

※画像で説明します
①チャート上には自身で使用している短期、中期、長期の流れが分かる3本だけを表示させてそれ以外のグリッド線やインディケーターは全て消す。

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まずはこのサイズです。

②自分のトレードしている足の2つ上か3つ上の時間軸に設定し、相場の流れを読むためにチャートに一番左からスタートする

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今回は5分をトレード足と設定するので、1時間足でスタートしましょう。
相場の流れを確認するために必ず実戦と同じように右にスクロールしていきましょう。


③そしてチャートを右にスクロールしながら見るところなのですが、
基本的にトレードする場所というのは2か所だけです。
■トレンド転換する場所
■買い継続、もしくは売り継続する場所
上位足のこの2か所を探す

じゃあ今回は上位足1時間足で下落トレンドから上昇トレンドに転換するところを探しましょう。
※このとき必ず切上切下げを確認してください。

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1時間足では下落が続いています。
ここの下落から上昇の底を狙ってみましょう。

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ありましたここなんか良さそうですね。
一度底をついてある程度移動平均線も乖離しています、そして短期MAが下向きから水平になり徐々に上向きに、

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安値もしっかり切り上げています。

次は15分足です

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15分短期黄色は波を打ちながらも確実に上向きになりレートも上に位置し
買い優勢になり、中期の1時間足の短期ピンクも下向きから水平になりフラットな状態。

次は5分です。

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下位足でも安値を切り上げてきましたね
そして次はそれぞれの時間足の移動平均線の優位性です

次はラストのトレード足である5分足です

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どうでしょうか?
分かりやすいチャートだと頭にスッと入ってくるはずです。

※追記
最後に書き込んで検証するのは、下位足のトレードする足のみで大丈夫です。
後は検証するのみです。


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32歳でFXと出会う→1度挫折→2年半で専業トレーダー /普段は引きこもりつつ、固定費を抑えてトレードの収益がメインで生計を立てています / noteではFX初心者から安定して稼ぎ続ける考え方を発信しています /ブログ:https://simple-fx.blog/