
パティシエからエンジニアになって
はじめまして。ゆうなです。
簡単な自己紹介だと元パティシエの現在サーバーサイドエンジニアです。
絶対にはじめてましての方によくなんでパティシエからエンジニアに?
と聞かれるのでエンジニアになって2年の区切りでもあったので
noteにまとめて書いてみました。
パティシエになる
小さい頃からパティシエになることを夢見てた。
高校は普通科に入ろうと思っていたけれど、
資格を取ろうと思い直して調理科へ
その後は2年間パティシエの専門学校に通いました。
そして分かったのはパティシエにも色々あるのだということ。
工場、街中のお菓子屋さん、レストランに結婚式場…パティシエが腕を振るう場所はあちこちにある。
自分は一体どんなパティシエになりたいのか?
初めて自分にそう問いかけたときにふっと沸いてきたのは、「人と違うケーキが作りたい」という思いだった。
そう、わくわくするようなケーキ
たくさん悩んで自分のなりたいパティシエを叶えるべく歩みはじめました。
エンジニアになろうと思ったきっかけのケーキ屋
新卒で入社したケーキ屋は六本木にありキャバクラやクラブさん向けのギラギラしたケーキをメインに作るオーダーメイドケーキ屋さんでした。
夜のお客様が多いので営業時間も深夜0じまで。
7年前はとても好景気でケーキの注文はほぼ毎日ありました。
勤務時間は月/300時間を超えることは個人店では普通なので毎日ヘトヘトになるまで働いてましたが気合いと20歳なので体力はものすごくありました。
そんな小さなお店にも自社ECサイトを構えていたのでエンジニア兼デザイナーさんが2名いて(今考えるとすごい)サイトの運営をやっていてそこで初めて私はwebの世界を知りました。
なんだかよくわからないけどかっこいい!!!
そしてこのwebサイトの裏はこんな風にできてるのか!!!
JavaとJavaScriptは違うんだよとそこで教わりました。
知らないことを知るのは好きなので興味津々で仕事の合間見に行って色々と聞いてました。(私たちの休憩室がオフィスだった)始まりはここだったんだと思います。
ケータリングパティシエへの転職
1年半ほどでオーダメイドケーキ屋さんを退職してその頃からケータリングやブランドさんとのコラボイベントなど一度きりのイベント系を手掛けてみたいと思い転職をしてケータリングのパティシエになりました。
有名企業のオフィスパーティーやイベントや高級ブティックやブランドへのケータリング。毎日が違う現場でスケジュールは目まぐるしくでも楽しくやりがいがありパティシエとして時にはサービスとして立っていました。
シェフパティシエとしてケータリングの全てのスイーツを担当した事は今でも自分の中のアイデンティティであり自信にも繋がっていると思ってます。
社会人5年目が見えてきてパティシエ以外の仕事をしてみたい
単純にパティシエの仕事があまりにも激務で心身ともに疲れてしまったこともありました。
前にも書きましたが高校で調理師免許を取得していたのでそこから数えても10年ほど飲食業と関わってきたのだと考えて人生、まだこれからで他にしてみたいことはないか?と考えた時に新卒で入った会社のエンジニアさんの事を思い出しました。
急いで連絡を取りどうしたらいいのか?どんなスキルが必要か?など自分でも調べつつ独学で勉強をはじめました。
2年前の目標は会社員としてエンジニアになることだったので転職支援もあるスクールを探しました、
5社以上は実際に行って比較して自分の目で見て決めました。
そこからはもう必死で食らい付いて勉強しました。
毎日毎日何時間もひたすらコードを書いて読んで右も左も分からない私にも諦めず教えてくださった講師の先輩エンジニアさんたちには本当に感謝しております。
同期もその頃には20人くらいいましたが実際に3ヶ月後にはほとんど残っていなかったり音信不通の人もたくさんいました。
それでも一緒にその時に頑張ってやっていた人とは今でも繋がっているし年齢や経歴が違っても友達になれたのはみんな未経験で同じスタートラインだったからこそ
受託開発会社のベンチャーに就職
ご縁があってポテンシャル枠で採用していただいた今の会社
実務に入ってからも毎日が正直分からないことだらけ
これわかる様になるのか?環境構築でこんなにも詰まって実装なんてできるのか?たくさんの不安のままがむしゃらに続けてきました。
既存のコードは今まで見てきたコードとは比べ物にならないくらい処理が複雑かつ膨大でコードを追いかけるのが一苦労でした。
そこから約半年、最初にアサインされたPJをリプレイスするためにエンジニア兼サブディレクターとして要件定義なども任されるようになりました。
要件定義も終わりに差し掛かった頃やはりエンジニアとしてもっとコードを書きたいと上司に相談して別のPJへ移動することになりました。
そこで1年かけて数億ほどのPJではエンジニアとして本当にいろんな意味で成長するきっかけにもなりました。コードのアンチパターンやメンバーの技術力やスケジュールも加味していかなければならない。これはまた別のnoteに書き連ねることにします。
現在は少し小さめの案件ですが新しいPJにてリードエンジニアとサブPMとして日々格闘しております。
フリーランスのパティシエとしてもお仕事を少しづつ貰えているのでこれからもパティシエもエンジニアもどっちも頑張って行けるようになりたいです。
エンジニア3年目になった今日
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