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【ひろがるスカイ!プリキュア 第4話】相変わらず正妻のましろがいよいよキュアプリズムに変身。ちゃっかりあげはもプッシュ。運命の歯車が回りだす。変顔多めだけど話はシリアス。キュアプリズム生誕を盛大に祝おう

こんにちわ❣ゆんです。

ひろがるスカイ!プリキュア第4話が放送されました。

今回はいよいよ、キュアプリズム登場ですね!

早速レビューしていきましょう。

ジャージ姿のソラちゃんも可愛いよ

早朝からジャージ姿でましろとジョギングに励むソラちゃん。

その汗が染みたジャージの温かみに触れたい!

個人的には、ソラちゃんは、バッチリ女子力でキメるよりも、こういう、活動的な、ボーイッシュなファッションスタイルのほうが可愛いかなと思っています。

メイクもナチュラルメイクのほうが、美さが出ると思うんですよね。

それだけ、フィジカルもメンタルも、もともと美しいというところでしょうか。

ジョギング中に朝日が昇るシーン 空の景色が変わるところにドラマあり

ソラちゃんがジョギングで一息ついたときに夜明けとともに日の出を迎え、空の景色が変わるシーン。

ソラちゃんは、空に向かって挨拶します。

「おはようございます!」

ここでは、新たな運命が幕を開ける意味合いも込められていたように思います。

この場面の空の景色はとても美しい!

夜明けの空は、グラデーション豊かに、表情豊かに、ソラシド市とソラとましろを迎え入れます。

空(スカイ)がイメージワードとなるひろプリにとって、空の情景は、場面転換や心情の比喩など、非常に重要な意味を含みます。

空の景色が意識的に変わるとき、そこには何かしらのドラマがあるといってもよいでしょう。

千里の道も一歩から

本日のキーワードでした。

ましろんがキュアプリズムに変身するも、今までは単独で戦ってきたキュアスカイに訪れる、「共闘の在り方」。

自己を未熟と評するソラちゃんらしく、ソラちゃんは今まで、自分の力で全てを解決しようとして、孤軍奮闘を続けてきました。

そして、その中で手に入れた、プリキュアの力。

ワンマンでは非常に強いキュアスカイでしたが、チームプレイとなると、お互いを思いやる心、お互いの心を読み合う別の技術が必要となり、それを知らなかったキュアスカイのパフォーマンスは低下するように思えます。

一人では好き勝手にできていたことも、チームになると、相手を把握することが必要になり、周囲への影響を考えることによって、今まではしなくてよかったことも意識してしないといけなくなる。

乱暴に言えば、余計な仕事が増えたといったほうがわかりやすいでしょうか。

しかし、相手がいる状況を把握し、相手を助け相手から助けられ、切磋琢磨することで、自身と相手に影響を与え、リーダーシップとメンバーシップが育ちます。

「千里の道も一歩から」

ソラちゃんとその仲間たちは、ひろがるスカイという新たな世界、新たなチームを歩みだすことによって、新たな発見と、チームプレイでしかなし得ない、新たなキセキを掴み取ることになるのでしょう。

そして、プリキュアとして、人間として、大きく成長していくのでしょう。

そうした成り行きを、ヨヨばあさんは遠くからすべてを悟ったかのように見守っています。

これからの長きに渡る成長譚が、気になりますね!

一日5文字ずつコツコツ勉強することで文字を覚えたソラちゃんは秀才

ちゃっかりプリズム形成

いつの間にかこちら側(ソラシド市)の世界の文字を覚えてしまっていたソラちゃん。

1日五文字ずつ勉強していたとは言いますが、ひらがなだけでも46文字と考えると、およそ9日間でひらがなをマスターしたことになります。

言語自体はスカイランドもソラシド市も共通のため、会話はできていますが、書字や読字に関しては、時間がかかった結果とも言えそうです。

しかし、驚くべきは、やはり、その1日5文字ずつを、「確実に」覚えて、「使いこなしている」というソラちゃんの文武両道のポテンシャルの高さでしょう。

ソラちゃんは秀才です。

でもこれで、ましろとの婚姻届にサインすることができるようになりましたね。

夫婦漫才

相変わらずボケとツッコミがナチュラルに機能するソラちゃんとましろん。

毎週、このコントを観るために、ひろプリを楽しみにしている自分がいます。

ましろんはもはや、変顔・ツッコミ担当の定位置につきましたね。

youたち、もう結婚しちゃいなYO!

ナチュラルに格好良いソラちゃん

これです、これに尽きます。

ソラちゃんは、「俺格好つけてます」というような意識的な格好良さではなく、吐く息一つずつ、一挙一動に格好良さがにじみ出る、ナチュラルな男子力が備わっています

彼氏にしたいナンバーワンですね。

女の子からもモテる女を地で行ってます。

OPがアゲアゲで毎週ワクワク

それにしても、ひろプリのOPって、とっても格好良いですよね!

毎週これを聴くと、「キタキタァ!」と胸が高鳴ります。

「天高く~」のあたりが透き通る声で、まるでストリングスで澄み渡る風(ソラ、キュアスカイ感)を再現しているようにも感じられます。

ブレス(息継ぎ)の直前で声が微妙にひっくり返っているのですが、そこが力いっぱい歌いきっている=ソラちゃんのようにまっすぐに突き進んでいる感じがして、とても心に響くんですよね。

曲の後ろでもボイシングを重ねていて、とにかく曲がキレイです。

コーラスとストリングスが奏でるロック調のバッキングで、ヒーローガールの登場たる荘厳なイメージを醸し出している部分もポイントが高いです。

早くCDが発売されないかな?

フルリピートが待ち遠しいです。

CMのカービィwiiデラックスが可愛い

これは本編とは関係ないですが笑

CMにあった星のカービィwiiデラックスが、とても面白そうでしたね。

カービィといえば、難易度は低めも、やり込めばとことん細かいプレイもできる印象の作品。

スーパーDXから始まった2Pプレイでさらに家庭でワイワイでき、ひろプリ視聴者層にもとっつきやすいアクションゲームですね。

なんだかんだで、私も、久しぶりにプレイしてみたくなりました。

カービィはいつみても、可愛い!

OPの黄色の車はあげは車で確定

本日初登場の聖(ひじり)あげは。

初登場シーンでは、流麗なCGで、華麗に愛車をドリフトさせるかのようにハンドルを切り、頭文字Aの名を欲しいままにしました。

これで、OPの車はあげは車で、あげははすでに運転免許を持っていることが確定しましたね。

OPでは車に初心者マークを貼っていたので、あげはは最近運転免許を取得し終えたのでしょう。

しかし、あのデカいオフロード車を乗りこなすとは、なかなかの運転技術の持ち主。

きっと、あげはは、アウトドアとか、SUVとか、そっち系の車が好きなんでしょうね。

勝ち気そうにみえる挙動や性格からも、今後はどうやら、走り屋気質のドライビングテクニックを見せつけてくれそうです。

これからも、あげはには、保護者役のポジションで、いろんなところに連れて行ってほしいですね。

あげははhugから初対面 顔面衝突芸の系譜

プリキュア名物・伝統の一つに、顔面衝突がありますが、今作では、あげはとソラのHugで衝突というシーンが挟まれました。

前情報からは、あげははてっきり、キュアウィングとの絡みが多いという思い込みでしたが、

①ソラちゃんとHug
②ましろんと幼なじみという設定

からも、ウィング以外のひろプリメンバーとも非常に濃ゆいスキンシップが形成されるのではないかと思います。

あげはちゃんはヤンキー気質 滝沢あすか(キュアフラミンゴ)の性格に似た感はある

先述もしましたが、聖あげははどうも、ヤンキー姉ちゃんみたいな感じがあります。

細けぇこたぁいいんだよ、でも間違ったことは嫌いという、見た目相応の正義のギャル味に溢れていると言いますか。

自己紹介タイムでもスイーツやファッションのくだりでこだわりを見せつけるあたり、すでに女子力としては完成した部分がありそうです。

キュアスタ、キュアチューブも一通りは遊んで、嗜み終えた印象の彼女。

まさに、オトナのお姉さんのポジションを欲しいがままにした紹介でしたね。

こだわりが強い=自己主張が強いとも受け取れますので、これからのひろプリメンバーにおいて、あげはは周囲にどのような影響を与えるのか、また、キメるときはグイグイ引っ張ってくれる姉御的な存在なのか、そういった予想や期待、楽しみがありますね。

キュアバタフライになった暁には、その御足とドSな口撃で、ヒールでメリメリと踏みつけて欲しいものです。

ましろ「日が暮れちゃうから手短に行こうか」「ターイム!」「コントかな?」

ナチュラルにツッコミ役が定着してきたましろん。

ツッコミの速度が早まってきており、頭の回転の速さが伺えます。

第1話から登場している「T(ターイム!)」ですが、これはましろんの口癖なのでしょうか?

サッカー顔負けのボディランゲージを使いこなすましろん。

キャラクターショーでも、どんどん使ってほしい言葉ですね。

ぐみ鳥withヨヨばあさん「運命」

通称「グミ鳥」と呼ばれ、界隈から様々な憶測を囁かれている、ましろ邸に住む黄色い鳥。

本日は、ヨヨばあさんと面と向かって座り、庭でお茶会をしているシーンが流れました。

ただの鳥相手にお茶会なんてしないですよね。笑 

このことからも、この黄色の鳥は、ヨヨばあさんから何かしらの手ほどきを受けた存在であることが匂わせられました。

ソラ、ましろたちとあげはとの邂逅を観て「また運命が動いた」と発するヨヨばあさん。

距離を置きながらも空気(ソラノケハイ=運命)の流れを読み、すべてを見守るその姿からは、予知予測をも可能とする、全知全能の凄みが感じ取れますね。

何になりたいの?ブーメラン

あげはは「保育士になりたい」、ソラは「ヒーローになりたい」、エルちゃんは何になりたい?と話をばら撒いてきたましろんですが、ここにきて、ソラちゃんから「ましろさんは何になりたいんですか?」と特大のカウンターパンチを食らってしまった形に。

この時点でましろんは、自分のなりたいものをしっかりと定めていなかったわけですが、ここから考えられることは一つ、ましろんは温室育ちであり、自分で動くこと(自分で責任を持って選択判断すること)の機会が少なかった、受け身のことが多かったのでないかと思います。

決して勇気がないわけではなく、ポテンシャルも低くはないましろ。

ただ、自己肯定が低く、自分に自信がありません。

そして、ソラちゃんとの出会いにより、ソラちゃんから、ましろさんはそのままでいいんですと、ありのままを認められることになります。

これ、実はとても大事なシーンでした。

ましろは、すべてを受け止めてくれるソラちゃんを大切な友だちと認識し、そんなソラちゃんが傷つけられることは、許しがたい状況であることに違いありません。

そして、その自分を認めてくれた仲間、ソラちゃんを守りたいという強い想いが、ましろをプリキュアとして覚醒させます。

ここで、キュアプリズムになるきっかけが「ソラちゃんを守りたい」という自分の決心、覚悟というシーンもあったため、本日の回は、名実心身ともに、「ましろが新しい自分に変わる」話になったのではないのでしょうか?

キュアプリズムになることによって、ましろの人生にどのような変化が現れるのか?

これからも着眼していきましょう。

キュアチューバーになりたい男子

ましろの通う学校の生徒で、将来なりたいものの一つに、キュアチューバーというものがありました。

いわゆる、ユーチューバーのようなものでしょうか。

時代の流れを感じさせるワンシーンとなりましたね。

そういえば、ソラシド市の学校の制服は、淡白な感じでした。

今後、ソラちゃんが学校に転入するということになるのであれば、制服姿のソラちゃんも拝めるわけですが、先述のように、地頭の良いソラちゃんは、メキメキスポーツ勉学で好成績を修めることになり、ソラシド市の名門大学、果ては最上よりも高く突き抜けてしまいそうなイメージはあります。

そうなると、男子や女子からもモテモテの声がやまないことでしょう。

でも大丈夫!

きっと、ソラちゃんにはましろしか見えていない!

正妻はましろしかいない!笑

毒キノコ続投 デパプリ勢の参入も考えた


先週の次回予告を観ても思ったのですが、やはり、先週の毒キノコが続投していました。

最初はカバトンが仕掛けたあからさまな罠に配置された毒キノコというチョイ役でしたが、終盤ではランボーグになり、結構な勢いでソラちゃんとましろんとあげはとエルちゃんを虐め追い込んだという展開です。

こういう、前回に登場したパーツを翌週にも共有させることで、前回からの物語が続いていると感じさせるあたりが、美味いなあと感じさせられました。

でも、ごはん、おかずといえばやっぱり、エキスパートはデパプリでしょう。笑 

ひょっこり、プレシャスたちが横入りしてくるんじゃないかと、ひやひやしましたね。

ましろんは特に、デリシャスフィールドに飛ばされたらきっと、総ツッコミの嵐でしょう。

初めてのカバトン呼び 敵の首領はいつ現れるか?

やっとのことで正式名称で読んでもらうことができたカバトンさん。笑

でも、相変わらず、ソラちゃんからはブタさん呼ばわりですね。なんだかちょっと安心はしました。

さて、カバトンといえば、トラップで相手のキーアイテムを横取りする、触手で美少女のほっぺたをつねる、問答無用に口封じをするなど、相変わらずやっていることはゲスいですが、ここで気になるのは、

アンダーグ帝国の他のメンバーは何をしているのか?

なぜ執拗にエルちゃんを狙い続けているのか?

といったところです。

今のところ、彼らに明確な目標目的が設定された描写は、本編では見受けられません。

ましろんからは、ただのあくどいブタ、ソラちゃんからは、まだただのブタと思われていそうです。

着実にヘイトを集めづつけるカバトンさんは、悪の鏡ですね。

毒キノコランボーグの触手を華麗にパリィするソラちゃんのローリングソバット

実は、キュアプリズムを差し置いて、今日の一番の見所なんじゃないかと思うくらい、格好良いシーンがこれでした。

毒キノコのランボーグの触手が無防備なましろとエルちゃんに襲いかかろうとしたとき、「生身の」ソラちゃんが駆け寄り、「華麗に」宙を舞い、回し蹴りで触手を一掃する。

これ、ソラちゃんの身体機能とヒーロー性がバツグンに表現されていて、めちゃくちゃ格好良いんですよ。

言うなれば、変身前の仮面ライダーが一般人を助けるシーンそのもの。

ソラちゃんには、こういう騎士(ナイト)的な格好良さが備わっているのが、ポイント高いんですね。

これからも、ちょいちょい、フレキシブルなソラちゃんを観てみたいものです。

あげは「エルちゃんを私に!」

迫りくる毒キノコランボーグから逃げるために、専門学校の校舎の階段を駆け上がるましろとあげは。あげはから「エルちゃんを私に!」と叫ばれましたが、さすがにローリングスルーはしませんでした。笑 

ランボーグに追われる焦燥感あふれるあのシーンだと、つい勢いでエルちゃんを投げ飛ばしてしまいそうになりそうでしたが、それはモノでしておいて、ということで。笑 

でも、あげはの性格なら、いろんなものは投げてやりとりしてそうではありますけどね。

金属バットで戦おうとするあげは

迫りくるランボーグを目の前に、金属バットさえあればヌッコロのような発言をしてしまうあげはですが、やはりヤンキー気質です。笑

合理的な考えのもとに、最速で相手を物理的に成敗する、酸いも甘いも知ったからこそ判断に迷いがなく、ユウキノツバサでフルボッコにするあげはは、かなり戦闘力が高いと見受けます。

早くキュアバタフライになって!笑

上がれるなら上がりなよキノコ

そして、その件の毒キノコランボーグですが、専門学校の屋上に立てこもるましろ・エルちゃん・あげはに対して、悠長に下から様子を観ていたところから、業を煮やして空中浮遊して接近するところ。

そんな機動力があるなら最初から近づけよ!と思ったのは私だけではないと思いますが、きっと、ソラちゃんを軟禁することに多少の気を使っていた部分もあったのだと理解しております。

(ソラちゃんは身体能力が高いので、気を許したらすぐに反撃に転じそうですもんね)

優しいっていうのは強いっていうこと

本日のメインテーマです。

ましろは強くなりたいと思う心がありながら、行動に移すことができなかったのは、カバトンからも、「脇役なんかがプリキュアになれるもんか」と言われて立ち止まってしまうあたりから、相当周りの目を気にしていると思いますし、第1話や第2話でも、今回の冒頭でも、プリキュアであることやスカイランドの事実を周囲にバラしたら、周囲から目をつけられたり、周囲を巻き込んでしまう(迷惑をかけてしまう)可能性があるということを感じているからだと思います。

こういう、心的なクライマックスのシーンで放たれる悪役のセリフには命題が多く、ダイレクトに心の問題を指摘してくれています。

つまり、ましろは優しいので、周囲に迷惑をかけたくないのです。

しかし、良し悪しは表裏一体といいますか、周囲を気遣って周囲の目を気にするあまり、行動に移すことが苦手なましろは、自分を抑制し、果てには、なりたい自分を無意識に封するようになってしまったと思われます。

自分のなりたいというわがままによって、周囲に迷惑をかけてしまってはどうしよう、そんな想いでしょうか。

しかし、繰り返しますが、良し悪しは視点を変えればさらに意味合いが変わるもので、この無意識に思っていた周囲への気遣いこそが、ソラのいう「今のままでいい」ましろの強さであり、後述もしますが、自分の弱さを認めた上での博愛、相手を守るための自己犠牲と力が備わっているとも言えます。

「ふわりひろがる優しい光」は、「Hero Girl」「優しい=強い」「光=プリズム」とも言い換えることができ、すでにプリキュアとしての素質は持ち合わせていたのではないでしょうか。

ところで、プリズムといえば、光を屈曲分散させるもので、光をスカイランドやソラシド市にまつわる人たちと表現するのであれば、ましろというプリズムを通して、相手の意見を調和させたり、和平に導くといった、まさに思いやりにあふれるキャラクター性を表現しているのかもしれませんね。

ちゃっかり、口を封じられながらも、おぉう。と頷くソラちゃん可愛いです。

ぷいきゅああーー

エルちゃんは、エル語(エルぅ~)しか喋れないのに、プリキュアを覚醒させるときは非常に強く、ぷいきゅああーーと叫びます。

今作でもプリキュアが伝説の戦士あるとするならば、この伝説の戦士の召喚詠唱を生まれた時から修得しているエルちゃんは、神童とかプリキュアの生まれ変わりとか、そういう伝説的なポジションに落ち着いているのかもしれません。

成長して、プリンセスからクイーンになったとき、彼女の力がどうなるのかとても気になりますね。

また、暴走・闇堕ちして、エルちゃんの力がよくない方向に拡散されてしまったときは、プリキュアのみんなと一緒に、こう叫びましょう。

「エルちゃん思い出して!」

「昔はぷいきゅあぷいきゅあって言ってたよね!」

と。

羞恥心で世界が元に戻るかもしれません。

ヒーローの出番だよ!

ましろ版「ヒーローの出番です」。

これはアツい!

自分のやりたいこと=ソラちゃんを助けると決心し、ヒーローガールの資質を手に入れたましろんから発せられるこの台詞は、できたてほやほやの、重みのあるヒーロー感に溢れ、とてもアツイです。

ましろんは「なのかな?」「だよ!」など、現代の若者を象徴する言葉を使っており、最近の都会っ子という空気作りに一役買っているように思えます。

キュアプリズムは、こちらもプリキュア伝統の「壁蹴り(クイックターン)」を披露しており、目頭が熱くなりますね。キュアスカイと違って蹴り技が主体なのかと思いきや、連続ジャブや、ヒーローガールプリズムショットなど飛び道具にも長けているようで、多彩な攻撃手段に富んだプリキュアになってくれそうです。

ヒーローガールプリズムショットは、ヴァルキリープロファイルのフレイの、エーテルストライクに似たような印象がありますね!

どちらも同じ決め技・浄化技だけに、相手を塵にしてしまう威力があって欲しいものです。(カバトンにぶっ放して、何も残らないだけゴミよりマシよね、とか冷めた声で言ってほしい)

アクロバティックなソラちゃん 宙が映える

毒キノコランボーグの拘束を解除できたソラちゃんは、相変わらず、圧倒的なフィジカルスキルでアクロバティックな空中浮遊を行い、奪われたミラージュペンを華麗にキャッチします。

このとき、背景に空が描かれるのですが、この空に舞うソラちゃんという構図が一番格好良くて、何度みても心が熱く打たれるシーンだなと思います。

ソラちゃん強い!頑張れー!ってなりますもんね。

本当に、ひろプリは空の描写が見た目にも心にも美しく響きます。

歩き→走り 敵の急所を見定めていたキュアスカイ

ちょっと怖いなと思ったのが、終盤ギリギリにキュアスカイに変身したソラちゃんですが、「ムダな動きがなく」、敵にじりじりと歩み寄って、敵が射程範囲に収まった(敵が逃げられないと判断した)瞬間に、走り寄ってヒーローガルスカイパンチを一発お見舞いして、一撃のもとに葬り去るシーンです。

ここのキュアスカイ、表情も笑っていなくて、とてもびっくりしませんでしたか?

きっと、スカイランド神拳直々の、「相手の急所を見据える」「間合いを読む」といった、武道の精神を表現したようなワンシーンだったと受け止めています。

変身してすぐにパンチが炸裂して終わりではなくて、こういう、「キュアスカイが敵を浄化させるために何かを考えている=まじで怒らせたら怖い」シーンが意図的に挟まれることによって、戦いの熾烈さを身近で感じることができるのが、臨場感にあふれて素敵ですよね。

何が言いたいかというと、こういうシーンの一つ一つがやはり、キュアスカイの格好良さを助長させているんだと思います!

もっと観たい!

ソラの精神にあるのは武士道、ましろの精神にあるのは博愛


戦いが終わった後に、自分のことは顧みず、ましろんの心配をするソラちゃんは、もう武士道精神の塊でしょう。

誇り高き騎士、侍です。

こういうフェアな心は、まじで見習いたい。

自分を優位にせず、相手を思いやるということは、強さがないとできないことです。

そのキャパシティがあるソラちゃんはたしかにすごいということ。

そして、それを自分でも気づかないうちに自然とこなしているましろの「博愛」も、強さに同じ。

ここで、優しさは強さであるということが強調されるシーンでもあったんですね。

表現の仕方は別にあれど、根幹は相手を思いやる優しさにあり。

人間的にも学ぶべきことが多いシーンです。

そして、ソラとましろが相手をお互いに大事にするあまり、観ているこちらが恥ずかしくなる。

「わたしなんか」なんて言っちゃダメ。

今日は結婚式ですか?

毎週プリキュアでるんじゃないの?

毎週過去プリキュアがゲストで出演してくれるのかと思ったら、今日はちゃっかりキュアプリズムがフィーチャーされていました。

それはそれでとても嬉しいんですけど、これから先、ミラーパッドに映るプリキュアは、話数的にも、いよいよ限定される方向性となってきたようです。

果たして、今後は誰が陽の目を浴びることになるのだろうか?

このアットランダムさが、めちゃくちゃ気になって、毎週ひろプリを観続けてしまいそうです。笑

来週は一人で戦います

せっかくキュアプリズムが覚醒したのに、来週予告では、キュアスカイが「私一人で戦います」とのこと。

きっと、スカイランドから横入りしてましろまでプリキュアになってしまったという迷惑・罪悪感を受け、申し訳無さを胸にキュアスカイが一人で闘うといった構図になるのだろうとは思います。

早速、騎士道武士道精神豊かなキュアスカイが陥る心的状況を示された展開でもあると思います。

理由はなんにせよ、プリキュアになることによる心情変化を丁寧に描いてくれるのは、ドラマとしても非常に奥が深くなります。

ここで、ソラちゃんとましろんは、お互いに深く、さらに仲良くなって欲しいところですね!

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