【187】くだらない事でも自分で実験してみると良いよ。

皆さんは仕事中に「実験」をした事がありますか？

「お客様で実験をする」というのは失礼ですが、
仮説を立てて色々と試してみる事で
結果、お客様に今までより喜んでいただけるようになります。

今回は、私がリラクゼーション業界に入った１年目にしていた「実験」をお伝えします。

これをした事により自分に自信が生まれ、
結果お客様との距離が縮まり
指名や売上を伸ばす事ができました。

新人セラピストさんにも是非教えてあげていただきたいです＾＾

◆なんでも実験してみる

2012年にリラクゼーション業界に入った当時の私は
どうやってお客様にリピートしていただくか色々考え、
とりあえず自分で実験をしまくってみました。

たとえば・・・

①入店時には左側から、クロージング時は右側から話しかけてみる
②施術後のハーブティをお出しする時、一言添える
③電話に出る声のトーンを一週間、毎日上げていく

なんだそりゃ😂😂

というものが多かったですが、全て自分で気になって実感したものです。
各項目の詳細→結果 の順にご笑覧ください😊

①入店時には左側から、クロージング時は右側から話しかけてみる

左脳は言語や倫理的思考、
右脳は直感やひらめき
を司ると言われています。

なので、

ご来店されて間もない、まだ仕事の興奮が残っているお客様に対し左側からお声掛けをして話を冷静に聞いていただき

施術後にボーっとしている時は右側からお声掛けをして脳に直接語り掛けよう

と実験しました😂

→結果

何にも変わらなかった。笑

仮説としては、施術後の右脳に優しく語り掛ける事で
バリュアブルカード（前金制チケット）の販売に繋がるかなと考えたのですが、
話しかける位置は全く関係なかったです。

むしろ左に行ったり右に行ったりするのが手間でした。笑

②施術後ハーブティをお出しする時、一言添える

プラスαのおもてなしをするとお客様に喜んでいただけるかなと思い、施術後のハーブティをお出しする際に

「とても美味しい魔法をかけたジンジャーティーです」
「ゴルフのスコアが良くなるローズヒップティーです」
「昇給ティーです」
「毛生え薬です」

と、お客様との関係性に合わせた言葉を添えていました😂

→結果

効果あり。指名に繋がりました

「こちらハーブティーでございます」と無難にお渡しするよりも、お客様一人ひとりに合った言葉を添えると喜んでいただく事が増え、更に少しくだらないお声掛けが話題のキッカケになりました。

③電話に出る声のトーンを一週間毎日上げていく

「電話に出る際は、通常より少し高めの『ラ』の音程が好ましい」
とマニュアルに書かれているのを見た事がありませんか？

それを見て「本当に『ラ』が一番良いのかなぁ？」
と思い

「ファ」「ソ」「ラ」「シ」「ド」
と、毎日トーンを上げて電話に出てみた事があります😂

→結果

私は「シ」が合う！

私は少し鼻にかかる声を持っているので、普通の「高め」より更に高めのトーンの方が、クリアに聞こえて好印象だという事が分かりました。
自分でも話していて声がこもらず話しやすい。

さすがに１オクターブ高い「ド」で話した時は先輩に
「ヅッキーなんかうるさい」と言われました。笑

◆実験は１～２週間で見極める

自分で考えた事を実験してみて、
「これは良い方法だ！」「これは失敗だった」
と見限る期限は、１～２週間で十分です。

以前後輩セラピストにこの話をしたら
「面白いですね！私も実験してみます！」と言ってくれたのですが、

２か月後に業務報告書で
「『施術中、お客様とは一切話さない』という実験を１ヶ月やったら、今月の指名が10本減りました涙」
と書いてありビックリしました😂

私も途中でちゃんとフォローすれば良かった…と反省した事件でした。

◆とにかく自分で考えて失敗してみる

セラピストになって１年目は、上記の事以外にも
言い回しを変えてみたり
ご案内の順番を変えてみたり
本当にとにかく色々自分で実験をしてみました。
（もちろん、会社で決められたマニュアルはキッチリとこなした上で、です。）

毎日毎日　考えて考えて
本当にずーーーっとサロンの事を考えていました。

そうやってお店やお客様、自分と向き合い実験をする事で
分かる事・見えてくる事が沢山あります。

たとえ失敗した！と思っても、それは良い経験になります。
何も考えずただ毎日が過ぎていく方が危険です。

皆さんもぜひ、やってみたい実験をしてみてください！
そして「私こんな実験しました」という経験談を教えてください❣️