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負けるが勝ち

負けるが勝ち

使い古された感もあるこの言葉、最近はさらにいい加減なって、とにかく困ったらしばらく泳がしておこう
そんな戦法になってきました

自分の正義とプライドを賭けて戦う
そんな大事件は、
人生においてそんなに訪れるわけもなく
それ以外は「まぁ、いいか」の心境なのです

若い時は、違いました
無毛な論争に檄を飛ばし、勝った負けたでアドレナリン全開❗️
これはこれで細胞の活性化には一役立っていたのかもしれません

だけど、もうこの身体半世紀使ってきたのです
金属疲労もいいところです
エンジンをかける時、いきなりアクセル回してはいけません
おそるおそる丁寧に扱ってあげないと
途端に血管の脳やら心臓辺りが詰まって大変なことになるのです

明日になれば忘れるような些細なことで
いちいち血管を疲弊させてしまえば
文字通り身が持たない

そんな風に素直に思えるようになって
滅多に怒らなくなりました
そして、多少自分が損してるなぁと思っても
「まぁ、いいか」と言えるようになってきたのです

すると不思議なことも起こります
冒頭に書いたように白黒直ぐはっきりさせなくても、こうなったらいいな、と願ってた方向にいつの間にかなってくることが増えてきました。

よくあるのが、気が進まない予定の時です。大概先方の都合でキャンセルになったりします
意見が違って、困ったなぁと思ってると、しばらくして相手から落としどころを提案してきてくれます

そのうち、少し損してるなぁと思ってそのまま受け入れていたら。しばらくしてそこから、思わぬ朗報を頂いたり、それ以上のプレゼントが回り回ってやってくることが分かってきました。

その感覚が確信に変わってきて
最近私が心がけることはふたつ。
自分に思わぬボーナスのようなことが起こったら、独り占めしないでお裾分けを何処かにする、ということと、その回す場の人間関係の環境が心地よいものであるように場を整えること

信頼おける人たちの中で気持ちよく、活き金や情報を流しておけば、そのうちより良いサプライズのお友だちを連れて帰ってきてくれるからです

反対にこの人と付き合っておけば、後からいいことあるかも、なんてスケベ心で付き合ってもロクなことがありません。

そういう時は黙ってその場から外れて、そのあと全速力で逃げることにしています💦

もちろんこの年になったから今だから出来るのかもしれませんね。
若い時は仕方なく学校や職場でお付き合いしないといけない人間関係も出てきますものね

その時は、そこに覚悟を持って向き合い、今後の人を見分ける修行の場として、やり過ごしてみるのはどうでしょうか。
それでもダメだと思ったら、堂々と逃げてもいいかもしれません

心と身体の心理学を学ぶようになって、本当に繋がっているのだなぁと実感するようになりました。
正論で勝っても、心が疲弊して自分が病気になったら何にもなりませんものね。

これから残された人生は、いつもニコニコ感謝して、DNAより預かったこの身体を労りながら大切に過ごしていきたいと思います。

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