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Happy People Make Happy Horse

現役の調教師さんと話す機会があり、教えてもらった言葉。
直訳すると”幸せな人間が幸せな馬を作る”という意味になるようだ。


馬の調教をするときに気を付けていること

馬はとても繊細で敏感な生き物で、人の感情をすぐに読み取ってしまうと言う。
特に雌馬は牡馬よりも顕著だそうだ。
そのため、馬に接する時、接する前は、自分の気持ちをどれだけフラットに持っていくかに気を配っているという話だった。
直前に嫌なことがあっても持ち越さない、我欲をだして調教しない。
そう心がけているそう。

思い通りにならない

どんなに上手く調教しても、コンディションを整えても、勝負に勝てるかどうかは実際にレースに出てみないとわからない。
パドック(レース前に馬の状態を観察できる場所)での状態がよかろうとだ。
当たり前にように聞こえるかもしれないが、生き物なんだから思い通りにはならいよね。
でも、お世話をした人間からすると「なんであんなに一生懸命やったのに・・・調子よかったのに・・・」と思うよね。
あら、これって馬だけの話だろうか?

人に接する時に気を付けていること

話を聞きながら、めちゃくちゃ納得してしまった。
私もコーチングするとき、学習塾で子ども達に接するとき、自分の子どもの話を聴くとき、同じように心がけている。
どれほど自分の心の状態をフラットに保つかということに。

人は思っているよりも、相手の所作や言葉からいろんな情報を手に入れる。
私が気付くように、相手も私の心の状態からいろんなことに気づく。
どんなに体裁を保とうとも、ただ漏れなわけである。

さて、えらそうなこと言ってるけど

過去の私は
「ママは娘や息子のためにこんなにやっているのに」やら
「自分が遊びに行くのも犠牲にしてやったのに」やら
「あなたたちのために考えたのに」やら
よく発言していた。しかも不機嫌になりながら。
自分の思い通りにいかないから、不機嫌になり、自己犠牲を伴ってまで子どものために尽くしているのに。というどこぞのヒロイン気取りだったのだろう。思い出すだけで顔から火が噴きそうだ。恥ずかしい。

Happy people make happy hours

「自分の機嫌は自分で取る」
そんな言葉も聞こえてきそうだ。
誰かに幸せに過ごしてほしかったら、まずは自分が幸せに過ごすことだ。
幸せは伝染していく。

「Happy people make happy hours」

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