『過程』のハナシ。
こんにちは。
今日は、あくまで制作過程だからこそのあるある?的なことを書こうと思います。(ただ堅い感じに書くと疲れるので(笑)気張らずラフに。)
裏側のことをあまり知りたくない!という方はここで離脱してくださいね。
↑先日友達のキッズと一緒に水族館に行ってきました。
私のように自分の作品を世の中に出して評価される所謂アーティスと呼ばれる人には、当たり前ですがそれぞれ作品に対する想いがあると思います。
・自分の作品は我が子のよう
・自分の作品は私の分身です!
こんなフレーズを耳にすることも少なくないのではないでしょうか?
私の場合は…ですが、常に最新曲が今までで一番最高でしょ!と思っているタイプで、それ故驚くほど過去の作品に対する執着心がないんです。
でもそれはイコール過去の作品に対して全く愛情がないと言うことでは決してありません。
その時にはその時のストーリーや感情があったはずで、出逢い別れ、傷つけた人もいるはずだから。もちろん私の大事な作品なことには変わりありません。
ただ。。
私は、1年前の私でもなく、3ヶ月前の私でもなく、、
『今の自分』から発する音楽を聴いて欲しい。
今の自分だから見えてきたもの、伝えたいことがあって、できる限りリアルタイムで新鮮なままで聴いて欲しい!!そう強く強く思っているタイプのアーティストです。
↑基本的にピアノで作曲しますが、最近はリズムから創ることも増えました。
どうにか一歩でも前に進みたい!進んでやる!と過ごしていると、まるで1週間前までの自分とは違った考えや視点を持っていることに気づく瞬間があります。
そして、そういう自分にしかわからないような微々たる変化って、その時創っている作品にも如実に表れるんですよね。。驚くほど。
例えば5年くらい前の私の作品の根底には「負けたくない」しかなかったので、強がっているような歌詞が多かったし(笑)、
例えば去年の私は「音楽に触れたくない」というスランプ的な時期だったので、そもそも新しい何かを取り入れることを拒否していました。
こうやって考えると5年前の私も、去年の私も、やっぱり今の私とはちょっと違う。いやだいぶ違う。芯はきっと同じなんだけど、違う。
(それを私は進化と呼びたい!(笑))
そう。やっぱり人間だからいろんな出来事があって、感情の波があって…自分を取り巻くいろんな状況や心境が変わっていくのは当然だと思うのです。
あ、やっと本題です(笑)
で、ここからが本題というか今回書きたかったことなんだけど、、、
今私は新しく『Voice from Kamakura』という地元にフォーカスしたプロジェクトをスタートさせて、
それと同時に去年まで歌っていた楽曲も全て置いてきました。
ファンの方から『もう歌わないの?』と言われることもたくさんありますが、さっきこの記事にも書いた通り、
今の私が創る音楽を聴いて欲しい。
本当に、シンプルに、それだけなんです。
今が、全て。
もともとはそういう潔い生き方が好きだったはずなのに、いつの間にか優等生になろうとしてしまったり、完璧主義なところ(完璧になんてなれっこないのに)が出てきてしまうのが私の悪い癖だったのです。
それを今年に入ってスパン!!と断ち切ることができたのは、今のプロデューサーに出逢って、一緒に一つ一つ作品創りをしてきたから。
これね、本当にアーティストにとってはものすごい大事なことなんです。。。
作品を創るって正直簡単ではないし、私の場合はピアノ以外のドラムやベース、シンセやコーラスなども自分でアレンジしているので、本気で作品の中に潜り込んで行かないと納得するゴールには辿り着けません。
(マジで24時間だと足りない!!><)
頭の中で音が鳴り続け、歌詞を考え続けているから夜寝付けない日々が続くこともしばしば。
不器用な私は人の会話も聞こえなってしまうなんてことも。。(ホントすみません;)
もちろん大好きだから全く苦ではないですよ?
でも、やっぱり孤独な作業ではあって。
そんな時、プロデューサーが一緒になって完成というゴールを本気で一緒に探してくれるのとそうでないとではね、もう、言葉にできないくらいモチベーションやパフォーマンスが変わってきます。
と同時に作品の中にまるでモグラのように(笑)潜り込んでしまっている私を、ちゃんと俯瞰して見てくれる人でないと、私も「ちゃんと良い形でアウトプットできているのかな」と不安になってくるのです。
↑不安そうな写真がなかった結果(笑)
私は今一つの作品を創るたびに、プロデューサーと細かいやり取りをしながら丁寧に進めているのですが、(本当に細かく!(笑))
その過程で決めていることがあります。
それは、
作品をよくするためならゼロからだってやり直すし、たとえめちゃくちゃ苦労して出来た歌詞やメロディーでも、よくなる見込みがなければやめて方向転換する!
ということ。
もちろん費やした時間を考えるとくっそー!ってなるけど(笑)、それでも「う〜ん…」なんて作品を出すのは絶っっ対に嫌なので、ここはマイルールとして曲げないようにしています。
でもそれができるのは、
プロデューサーが一緒になって作品をよくしようとしてくれているという絶対的な信頼があるからなんです。
なんでこういうことを書いたかというと、作品を生み出す側にとって、ファンの方や聴いてくれる方たちに届けるまでの表側に見えない『過程』ってものすごーーーく大事だから。
この過程がちゃんとしていないと、表現に心を入れ込むことができないから。
というか、私はそう思っています。
怪我をしながらでも、息が上がりながらでもどうにかして自分の足で富士山に登った後の朝日と、
ヘリコプターで富士山の頂上にヒョイっと飛んで見る朝日が、きっと違うように。
結論、良い作品を生み続けたい
多分ほとんどのアーティストは、自分と同じように作品を大事にしてくれている人がいるかどうかに対してすごく敏感で、
どんなに自分に優しくてくれてたくさん動いてくれるプロデューサーでも、作品に対しては「あ、いいんじゃん?」みたいな感じだとなんかもう、、あああああああ↓↓ってなるんじゃないかな。
私は極論、自分自身が評価されるよりも作品が評価されることの方が何倍も何百倍も嬉しい。
もうこれは何にも変えることのできない事実。
逆にこれはあまりよくない!とハッキリバッサリ言われることに関しては全然大丈夫で、むしろ次はやったるー!最高なの創ったるーー!ってなれる。
アーティストとプロデューサー関係の問題ってめちゃくちゃあると思うのですが、、、
何が言いたいかというと、私は今本当に作品創りに没頭できていて、それがたまらなく嬉しく、後にこの期間の制作過程が間違いなくパフォーマンスに繋がっていくと自負しています。
でもそれは、一人きりじゃなかったから。(ありがとうの言葉は行動の中に詰め込みます。)
結論、良い曲たくさん創ってます^^ (笑)
そしてこれからも常に最新曲が最強!そう言える楽曲を創っていくので覚悟しててねーーー!ってことでまとめておきます(笑)
よかったらYouTubeも今のうちの登録してくれると嬉しいです♪
https://www.youtube.com/channel/UCQfBTdoGkpToBhRyJuayzlQ
では、また♪
あ!感想も待ってまーす!
(マル秘情報:今人生初の二部作を創ろうとしているよ…ふふ)
Yumi
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