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嫌な日記

どうやら、今日、
安倍元首相の国葬が執り行われたらしい。

はじめは、「祝日になる!」とか言って喜んでいた人もいた気がするが、
さぁ、どうだろうか?
休みになっていないので、旨味ゼロじゃないか?

賛成も否定しない人たちは、
「お葬式なんだからそんなこと言うのやめなよ…」
なんて

さも自分が理解のある優しい人間であるかのような顔をしており、

私はそういう方とは絶対に友達にはなれないと、思ったりする。


何度も繰り返された言葉だとは思うが、

国葬は葬式じゃない。

葬式はとっくに済んでおり、
国葬は、言わばパフォーマンスでしかない。

安倍氏を国民から讃えられた人物として、
彼らサイドが都合良く記録するための素材だ。


「国葬が終われば済む話じゃないか…」
と、ため息をついて傍観している人もいるだろう。

政治家を舐めちゃいけない。


彼らの言っていることや、やっていることは滅茶苦茶だが、
決して馬鹿ではないのだ。

彼らのすることひとつひとつに意味があり、
それがこの国を一歩ずつ蝕んでいる。


誰かが言った
「終わったらみんな良かったと思うはず」と。

これは老いぼれの戯言ではない。

彼の長い歴史のなかで繰り返されて来た、
経験に基づく確信だろう。



私たちは、民主主義が崩壊していく様を
黙って見ていることしかできないのだろうか?


悲惨なことに、時期を同じくして、
台風被害のあった静岡県は
断水が続いている地域、土砂崩れなどで支援が必要な状態だ。


もし自分が自衛隊だったら、

なぜ自分はこの意味不明なパレードに派遣されて、
本当に助けを必要としている人のところに行けないのかと悩んでいたかもしれない。


国民の6割が反対するなか
強行された安倍氏の国葬を忘れてはいけない。

そのために、ここに書き残す。

いつか過去を振り返って、
あれがターニングポイントだった…などと
後悔しなくていい未来だったらと願う。

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