10歳になった私の宝物へ

かのちゃんお誕生日おめでとう。もう10歳になったね。小さくてムチムチだった赤ちゃんがすっかり女の子になって、ママはびっくりしています。

そしてあと10年経てば、かのちゃんもママと同じ大人になります。これからの10年間は大人になるための準備期間です。自分の足でしっかり歩んでいくために、ママからかのちゃんに言いたいことが3つあります。

この3つを考えながら大人への階段を登ってね。

①いつも笑顔で。愛嬌のある女の子になろう

女の子の最大の武器は笑顔です。いつもニコニコして、相手の目を見て話すことができる女性になりましょう。笑顔が素敵だったら少しくらい勉強ができなくても全く問題ありません。

嫌なことを言われても、悲しいことがあっても笑顔を忘れないで。ひたむきに頑張っているかのちゃんの姿をママは応援してるし、かのちゃんが頑張っている姿を他の誰かも見守ってくれてるよ。

②どんな困難でも乗り越える人になろう

これから中学生になって、高校生になって、社会人になります。大きくなると「どうしたらいいんだろう？」と考える場面に何回も出会います。ママに「どうしたらいいの？」と聞いてもいい。でもまずは自分の頭で考えること。

ママはずっとかのちゃんを助けてあげたいけど、“ママがいないとなにもできない人”になって欲しくありません。「ママがいなくても私1人でなんとかできるよ！」って言えるくらい逞しい女性になりなさい。

③決断できる大人になろう

「自分のことだから自分で決めなさい」ってママはよく言うよね。かのちゃんの人生はかのちゃんのものだから、欲しい物、やりたいこと、勉強したいこと。全部を自分で決める必要があります。

決断するのは勇気がいるし、怖いと思うこともあるかもしれないね。でもママはかのちゃんが決めたことを応援したいし、なにかあっても守ってあげるから大丈夫だよ。いつだってママがいることを忘れないで。

ママは飽きっぽい性格なので、これまでなにか1つのことを長く続けたことはありませんでした。そんなママが唯一誇れることは、あなたのママを10年やってきたことです。

21歳で母になり大変なこともたくさんあったけど、産んだことを後悔したことはないしこれからのかのちゃんのさらなる成長が楽しみです。

私の大切な娘。お誕生日おめでとう。