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青森 温泉巡り② 飯塚旅館

2日目は、前から行きたいと思っていた日帰り入浴施設を巡りながら、黒石の温湯温泉 飯塚旅館に泊まりました。一番行きたかった新屋温泉が休業、あすなろ温泉旅館が廃業、他にも板柳温泉、鶴田温泉旅館が廃業していて、悲しい気持ちにもなりました。
私が今まで行った温泉の中でも、廃業された温泉がいくつかあり、全国に絶滅危惧湯がたくさんあって、今後が心配になります。  

①はこちら

梅沢温泉

民宿とありますが、現在は日帰り入浴のみです。素晴らしかった!ツルツルで黒い湯の花が舞う薄茶の塩化物泉。熱いですが、クセになりそうな。浴槽も小さく、鮮度抜群。
入口でメモに名前と人数を書いて料金を置きます。200円。

山田温泉

こちら泊まれます。部屋にこの極上の温泉が付いているそうです!奥に見えるのが宿泊棟です。
地元マダムで賑わう温泉。こちらも薄茶色のツルツル塩化物泉。マダムから「熱いでしょー、水で埋めていいよー!」と言われて緊張がほぐれました。笑

かなり高齢のおばあちゃんが来たら、マダムが駆け寄って「久しぶりだなぁ、元気だったぁ?こっちさ、こっち」って手を引いて隣りに座らせて、背中を流してあげてました。
こういう光景も含めて、温泉が好きです。330円

森田温泉

湯気がすごくて見えにくいですね。こちらも素晴らしかった。炭酸水素塩泉で炭酸がすごいです。湯量が多く、薄茶色のツルツル。40度くらいでしょうか、いい湯加減でした。300円

鶴田温泉旅館(廃業)

廃業はわかっていたのですが、行ってみました。入りたかったなー。涙

鶴の名湯 温湯温泉

温湯温泉に到着。新しい施設です。温湯温泉なのに熱かったです。ツルツルで香ばしい香りがしました。地元マダム達で賑わってました。300円

飯塚旅館

前から泊まりたかった飯塚旅館。
大正時代に建てられた木造2階建ての風情のある旅館です。

部屋に通されると女将さんがお茶を入れて下さいました。部屋は1階の道路側で6畳でした。天井が高かったです。

お風呂は増設で新しく、温泉は香ばしい匂いのする塩化物泉。鶴の名湯と同じです。酸ヶ湯がガツン系だったので、ふんわり優しい浴感もまたよかったです。

夕食。鮎の塩焼きは熱々で美味しかったです。ほや、お刺身、〆さば等新鮮な海の幸が並びます。

白いごはんと「そばつゆ」お味噌汁代わりでしょうか?

朝食。シンプルで美味しい。

温湯温泉はかつて湯治場として栄えたそうで「客舎」と言って内湯がない旅館が建ち並び、共同湯に通って湯治するスタイルだったそう。
飯塚旅館は内湯を増設してますが、このような昔ながらの客舎も残っています。次は昔ながらの客舎に泊まろうかなー。

こんな風景も。
朝食後、周辺を散歩しました。とてもフォトジェニックな街並みでした。ねこに出会わなかったのが残念。

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