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仕事終わりの合コン事情(エッセイ?)

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合コンを通じて感じる社会、恋愛。短編エッセイです。
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#薬剤師

仕事終わりの合コン事情 9軒目 電通飲みは鉄板!電通マン 

仕事終わりの合コン事情 9軒目 電通飲みは鉄板!電通マン 

電通といえば
大手広告代理店であり、
就職することが難しい大企業の一つである。

想定平均年収は1000万はもちろん、
2000万以上の人もいる。

大都会、東京汐留で
憧れの東京ライフを送れることが確約される
大企業の一つだ。

そんな電通で働く男を、
「電通マン」と呼ぶ。

この電通マン、
コリドー街(銀座のナンパスポット)や
友人のツテを使えば
合コンで出会えることがある。

彼らもまた、

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仕事終わりの合コン事情 8軒目 男だらけのSE 

仕事終わりの合コン事情 8軒目 男だらけのSE 

合コンといえば高頻度で
出会う職業の一つがSEではないだろうか?
SE=システムエンジニアだが、
SEは圧倒的に男が多い。
つまりは、出会いが少ない。
そのこともあり、合コンでは高頻度で出会う。

合コンのセッティングは
MRの女友達がしてくれた。
彼女の大学時代の友達の友達といった
ほどよく遠いSE達だ。

合コンの人数は5対5、
SEは職場で出会いが少ないため、
人数もそろいやすい。

合コン

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仕事終わりの合コン事情 7軒目 テレビマン(テレビ局の正社員)

仕事終わりの合コン事情 7軒目 テレビマン(テレビ局の正社員)

テレビの人気が落ちていく中、
「テレビマン」という言葉はもう死語なのだろうか?

テレビ局の正社員=テレビマンは、
平均年収をかるく1000万はこえる、
エリート集団だ。キー局ともなれば尚更だ。

キー局の新入社員は年間30人程度、30人の枠に数千人?の学生が応募してくるのだから、何かがないと入社できないのは明白だ。

そんな彼らがモテないわけがない。

テレビ局に就職した友達のツテで、
キー局の

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仕事終わりの合コン事情 5軒目 話しやすい弁護士

仕事終わりの合コン事情 5軒目 話しやすい弁護士

女性に人気の職業の一つに
「弁護士」も
入るのではないのだろうか?

友人の主催で弁護士と合コンをすることになった。

医師、商社マンなどは出会ったことがあるが「弁護士」は初めてだ。

友人にも弁護士になった友人はいないため、
「弁護士」のキャラクターが全く分からない。

合コンは、銀座の洒落た和食屋さんで行われた。
3対3と人数はやや少なめの合コンだ。

合コンが始まり、弁護士は色々と気を使って

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仕事終わりの合コン事情 1軒目 大学時代の男友達

仕事終わりの合コン事情 1軒目 大学時代の男友達

社会人になって初めての合コンは、
大学時代の男友達主催の合コンだった。

彼も私も薬学部だったため、
お互い職場は違えど
薬剤師。

彼が連れてくる友達も薬剤師だった。

薬剤師に合コンで出会える
確率はどのぐらいあるのだろうか?
おそらく、
医者、商社マンなどと比べて多くはない。

薬剤師は
真面目でおとなしい人が多い。
そして真面目が故、
大学時代から長期で付き合っている
彼女がいたりする。

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仕事終わりの合コン事情~前書き~

仕事終わりの合コン事情~前書き~

学生の頃、合コンに行く子は
「チャラい。」とか、
「遊んでいる。」とか言われ

「合コン行ってきた!」
なんて軽く誰にでも言ない環境だった。
(理系薬学部の環境は)

そういう話ができる友達は限られていた。

しかし、不思議なことに、
社会人になると「婚活」もちらつくためか
「合コン」という活動が誰にでも言えるようになってくる。

「結婚」は人生において
学校を入学、卒業するぐらい
当たり前な事で

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