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フォトジャーナリスト安田菜津紀さん「その人はあなたの「所有物」じゃありません」

芸能人はこうあるべき、スポーツ選手はこうあるべきとする発言、よくあるけど、確かに傲慢だと、安田さんのツイートで思った。


大坂なおみの決断に同調しない人がいることは問題じゃない。色んな意見があっていい。


しかし、「彼女はそうすべきじゃない」という意見には確かに“あたかも自分にコントロール権がある”かのようにふるまっている。


自分の個人的な意見を主張したいがために人に迷惑をかけるな、というのは、「うるさいことやるならどこか見えないところに行ってくれ」ということじゃないか。人権を軽く扱う、もしくは知らない人の論理だ。


彼女が棄権することで、どんな弊害があるか、がっかりする人がいるか、彼女が考えていないとでも思うのだろうか。それを考慮せずに「彼女はこうすべきだった」という人は、彼女を一人の人間として尊重してはいない。


「スポーツ選手は政治発言すべきじゃない」それは、スポーツ選手は政治を発言するに足らないという、差別的で蔑んだ視点ではないだろうか。


政治とは本来主権者の手にあるものであって、限られた一部の人のみが許可された高級サロンとでも思っている人が少なくないとは思う。


もし意見がしたいならば、「私が大坂なおみならこんな決断はしない。なぜなら、人権なんかよりももっと大事なものが私にはあるからだ」と言えばいいのだ。

あたかも「そんな方法じゃ事態は変わらないよ、人権は守れないよ」と知ったかぶりしてる人に限って結局人権のことなんて何も知らないし、本質的には無関心だ。

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2020年大学院卒業、専攻はヒューマンライツ🌏 ジャーナリストになる。
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