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この世の不思議、生きてるフシギ

夢波サロン第6シーズン、テーマを「S(すこし)F(不思議)」でお送りしているわけですが、自分の中ですこし不思議が定着しすぎて、もともとの SF ってなんだっけ? ってなってるきくちです。
こんにちはこんばんは。
(スペースファンタジーで合ってる?)

テーマがテーマだけに、いままであまり表立ってしてこなかった話を。

わたし、結構世の中のしくみというか、成り立ちに興味があります
自分がいま生きている世界って本当に不思議だなあなどと感じているわけですよ。

具体的に挙げるとなるとキリがないんですが、一例を挙げれば、人間はどうして目が二つで、意識があって、五感を感じられて、地球という環境でいまを生きているんだろう? みたいな話です。

たぶんこういうのって小さい子どもが親に対してなぜなぜ期に質問する類のことなんですよね。
で、親も当然答えを持っていないからうやむやにはぐらかして終わるっていう。
友達と語るにしても、思春期までかなってイメージで。

でもね、年を重ねてある程度物事がわかるようになっても、不思議なものは不思議なんですよ。不思議なままなんです。そりゃあそうです、現代世界に答えなんて落ちてないんですから。

じゃあなんで語ることがなくなるかっていうと、まさに答えが出ないからですよね。いくら議論が白熱したところで結論にはたどり着けない。そんなことに時間を費やすくらいなら、ほかに時間をかけたいことがいくらでもある、みたいな。まあ、わかります。

でもたまには良いじゃないですか、こんな話を真面目にしてみても。


この話を進めるときに、自分が比較対象として持ち出すのは、小さな生物の世界、すなわちミクロの世界です。

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たとえばアリんこ。
アリは人間と比べるととても小さな生き物ですね。
とはいえ、彼らは彼らの世界を持っていて、生活しているわけです。ときには、人間をはじめとした巨大生物の脅威にさらされながらも。

しかしながら、アリにはアリなりに、人間に勝っているところもあったりしますよね。
そのアゴで自身の何倍もの大きさの葉っぱを持ち上げますし、子どものころアリを持ち上げて地面から1mほど高いところから落としたことがあるんですが、それでも生きてて元気に動き回れたりします。人間が身長対比でそんなに高いところから落とされたらペシャンコになってひとたまりもないですよね。

アリ以外でも、人間の体内で生きる微生物は、自分たちが生きているのがもっと巨大な生物の体内だということの認識すらしていないでしょう。
人間でたとえるなら、ファンタジーで島だと思ってたら実はくじらの背中だったとか、洞窟だと思っていたらくじらの体の中だったとか、竜巻に巻き込まれたと思ったらくじらの潮吹きだったとかそういうレベルです。
そういえば、今回のテーマの最初の記事にもくじらが出てきてましたね・・・

話を人間に戻すと、そういった、いままで人間が認識してこなかったもの、これからも認識することがないだろうことを想うと、ますます不思議な世界だなって感じます。

それこそ、認識されている最大の世界である宇宙の外にだって、なにかあるかもしれないですしね?


さて、このように、年を重ねると段々と話さなくなっていくこの世界の不思議さですが、こと音楽シーンではよく見かける気がします。

勝手になんちゃってでイメージするとこんな感じです。

・ラブソング

この世に生まれた二人 惹かれ合う
あなたに出会えてよかった

・ヴィジュアル系

この世に生まれ落ちた運命(さだめ) 胸に秘め
光明(ひかり)の中を いざ行かん

・ロック

同じ時代に生きる俺たち クソったれな世界を
ぶん殴りにいこうぜ

・ラップ

終わりなき世界 俺たちの世代
すべて自分次第 期待 胸に抱きFLY!!


作詞は専門外ですので精度は大目に見てください、なんとなくこんなの歌われてるよねっていうのが伝わればOKです。

なにが言いたいかというと、いまさら恥ずかしいと思って口に出さないだけで、長く生きていようが実際、世界が不思議だとはいまも思ってるよね? と。

たまにはふと、そんな話題を近しい人と話してみるのもオツなのではないでしょうか。

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テキスト・編集:きくちかずとし

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