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語学留学×SNSインターンでの学び

仕事内容を文字通りに理解すれば良いわけではない
→ スペイン語学習者に役立つ(であろう)コンテンツ
≠ヘフェが望んでいるモノ

メキシコ・オアハカ州にある語学学校で、スペイン語を学びながら、SNSインターンとして活動しています。主な仕事は、月〜金のインスタ投稿(FBとTwitterにも再投稿)と、日本語ブログの更新(2週に1本程度)です。

2020 年5月26日で、私が行ったインスタ投稿件数が100本に到達しました。(平日に、1日2本投稿しているので、10週間分になります。)

投稿を始める前に、ヘフェ(上司)から出されていた指示は、
1. Palabra del día (今日の単語+例文)
2. Algo interesante para ti en Oaxaca o Mexico
(君にとって、オアハカやメキシコの興味深い物事)
を、英語と日本語でコメントを添え、毎日投稿すること、というザックリとしたお題でした。

このインターンをやるまで、インスタもTwitterも使ったことがなかった為、アプリをダウンロードする所から始めました。そして見様見真似で、言われた通りに、投稿を始めました。

最初の週の投稿です。

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単語と例文が一目で分かるように、と考え、写真に文字を入れて、投稿していました。ところが、これはヘフェの美的感覚では頂けなかったようで、文字の面積を少なくし、色を減らしなさい、という指導を受けました。


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次は背景を白にし、極力文章を書く面積を少なくしてみました。するとヘフェの要求は、もっとインスタ映えする写真を撮れ、に変わりました。

このメッセージを受け取った時「この状況で、どうやってインスタ映えする写真を毎日撮れと?!」と、途方に暮れました。
というのも、私は2020年3月14日にオアハカに到着し、16日から学校に通っています。本来であれは、セマナサンタというお祭や、学校のワークショップがあり、巷は人に溢れ…インスタのネタ探しには事欠かない筈でした。
ところが、コロナ対策でイベントは尽く中止、街には人の姿が無く、学校は午前中の授業のみ…。
当時の私は、なんとかネタを見つけ、西作文をして先生に添削してもらい、その日の投稿をこなすので、手一杯だったのです。

でも、ここで投げ出す訳には行きません。
ICOの過去投稿や、ヘフェのインスタ投稿を見まくり、なんとか彼の言わんとしていることを理解しようと、足掻きました。
出来る限り「インスタ映え」を意識して、ネタを考えるようになりました。その甲斐あって、ヘフェやフォロワーの反応が、徐々に変わって来ました。

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上記の2枚は、自分でも特に気に入っている写真です。

Palabra del día の投稿は、文字入れを辞め、写真だけにする。
食べ物は、とりあえず上から撮ってみる。
フィルターも、とりあえずかけてみる。
撮影は、出来るだけ自然光がある午前中に行う… 
などを、意識して投稿できるようになってきました。


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いかがでしょうか?
だいぶ、見栄えが良くなってきたのではないか、と思っています。

投稿を始めた当初は、ヘフェの言葉を文字通り受け取り「私が面白いと思ったコトやモノ、他の学習者にも役立ちそうな単語」を、写真付きで紹介すれば、それで良いと思っていました。
しかし、彼が求めていたのは、必ずしもそうではありませんでした。基本、見た目が全てで、内容には、そこまで厳しくありません。
(但し、たとえ事実でも、ネガティブなイメージを産みかねない内容は不可。最近では、雨季の話がボツになりました。
私はオアハカを訪れる人にとって、非常に大切な情報だと思ったのですが…)

「良い写真を撮らなきゃ、インスタ映えする、ネタになりそうなモノは無いだろうか」と考えることに、毎日脅迫されていますが、何とか折り返し地点まで来ました。(まだ7週間あるので、70個合格ネタを考えなければいけないのですが…)

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常にアンテナを高くし、いかに良い写真を撮るか、を日々考える生活なんて、私にとっては初めての経験です。
常にネタ切れ気味ですが、何とか最後まで続けられるように、頑張ります。


最後に、パートナーへ一言。
ネタ探しに撮影、西文/英文添削のみならず、愚痴まで聞いてくれてありがとう。朝の機嫌が悪くてごめんなさい。
あなたに出会えて良かった。Te quiero mucho.

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