【学生必見】勉強で努力する能力が身につく理由3選!
「学生の本業は勉強です。」
もう耳にたこができるくらい言われているのではないでしょうか?
学校の先生にはもちろん、お父さんやお母さんにたくさん言われた方は多いですよね。
「授業がたくさんあって嫌になる。」
「学校の勉強つまらない・・・」
このように、勉強の大切さは頭で分かっていても、やる気が出ないことはありますよね。
その気持ち大変よく分かります!
そこで、この記事では、学生向けに(主に中学生・高校生)勉強で努力する能力が身につくことをお伝えします。
これを読めば、勉強でなぜ努力できる力をつけられるのか簡潔に理解でき、モチベーションが上がります。
勉強に興味が湧かない、辛いと感じている学生もこの記事を読んで、勉強頑張ってみよう!
という気になってもらえたら嬉しいです。
保護者の方にも、学業の意味を再考するため、是非一読頂きたい内容です!
それでは、解説します。
努力する能力の大切さ
努力する能力は、勉強で得られる最大のメリットです。
この能力、なぜ大切なのか最初にお伝えします。
将来、踏ん張らないといけない苦しい場面。
必ずあなたの人生でやってきます。そのときにしっかり頑張り、粘ることができるかどうかはこの能力にかかっています。
部活動や習いごとをしている人であれば、この力の重要さがよく分かるのではないでしょうか。
すぐに結果は出ることはほとんどないですよね?
毎日の積み重ねで、少しずつ上達していきます。やっとの思いで結果が出たときは、とても嬉しいですよね。
途中で上手くいかなくなって、投げ出したくなることもあります。
頑張ってるからこそ、自分に腹が立ちますよね。
この過程は勉強でも同じです。
もし勉強を頑張ることができれば、自分の好きなことにはもっと打ち込めると思いませんか?
あれだけ好きじゃない勉強でも頑張れたのだから、好きなことはもっと頑張れる!
この自信こそが、努力できる能力に直結します。
努力できる能力とは、毎日コツコツとやるべきことをやる能力、いわば習慣です。
この能力を身につけるには、あなたの嫌いな勉強が実は最適なのです。
勉強が努力する能力を磨くのに最適な理由
なぜ、勉強で努力する能力が身につきやすいか説明します。
それは、勉強が努力しやすい仕組みになっているからです。
これだけではよく分からないですよね。4つの理由からお伝えします。
理由1:勉強の習熟度を測るテストが存在するから
学校で、小テストや定期テスト、期末テストがありますよね。
最低は0点、最高は100点です。
このようにテストは、点数化されています。
そのメリットは下記2点
✔点数で自分の出来が把握できる
✔正解・不正解が明確
これらにより、どう努力すれば良いか明確になります。
具体例を交えて解説します。
今回のテストは60点だったから、次は70点を目指そう。
そのためには、間違った40点の箇所が苦手だから復習する。
といった具体に、努力する方向が明確になります。
出来・不出来が可視化されており、1目で分かる事柄は、世の中非常に珍しいです。
例えば陸上競技で、今よりも速く走るためにどうすれば良いか考えるとしましょう。
速く走るためには、自分のフォームを変える必要がありますよね。ですが、フォームのどの部分を変えるかは明確ではありません。
足幅だったり、手のふりだったり・・・そもそも、フォーム以前に、ランニングシューズが自分にフィットしていないなど多種多様な可能性があります。
一方、勉強では、どこがいけなかったのが「テスト」ですぐに把握できます。
それは点数をもらえなかった不正解の問題ですね。
そこを重点的に復習することが、目標とする点数を取ることに直結します。
このように、何を頑張ればいいかすぐに理解できることは、努力をしていきやすいといえます。
模試は、特に顕著ですね。
偏差値も分かるうえに、各科目の分野別の平均点なども記載されているので、より自分の出来を把握できます。
理由2:学校は勉強を教えてくれる場所だから
学校では、月曜日から金曜日まで授業カリキュラムが決まっています。
皆さんもご存じのとおり、学校は勉強する場所です。(他にも、人間関係やコミュニケーションなど学ぶ場でももちろんありますが、学力を培うのが主です。)
であれば、せっかく学校で先生が勉強を教えてくれるのだから、活かさない手はないです。
すでに、勉強できる環境があるので、あとは本人の頑張り次第。
授業の内容を復習して、宿題をこなす。この繰り返しで、努力する力が身に付きます。
学習塾で勉強する学生もいると思いますが、塾は学校で勉強した内容の補足と考えてください。
まずは、授業をしっかり聞いて宿題をこなすことが大切です。この日々の習慣が努力する能力に繋がります。
そのうえで、理解できない問題は学校の先生や、塾の先生に聞くようにしましょう。
理由3:自信がつきやすいから
1番お伝えしたい理由です。
勉強ができると、先生や友達から褒められやすいため、自信がつきやすいです。
あなたにも、得意なことがあると思います。
それを褒められた経験はありませんか?
誇らしい気持ちになりますよね。
周囲から褒められることは、モチベーション向上につながります。
人間には、承認欲求といって、他人から認められたいという欲があります。これが勉強のやる気の源になります。
周囲から褒められる⇒勉強のやる気が出る⇒テストで結果が出る⇒自信がつく⇒より勉強に励む
好循環ですね。
ただし、ここで1点気をつけたいことがあります。
それは、
勉強はあくまで自分のためにやるもので、他人のためにやるものではない
ということです。
それでも、「最初のきっかけとして褒めてもらえるなら勉強頑張ってみようかな。」
と思うことは全然悪いことではありません。
最終的には、人に褒めてもらうためではなく、自分が頑張りたいから努力する気持ちが大切です。
昨日の自分より成長したいという思いこそが努力が続く秘訣です。
以上、勉強が努力する力を身につけやすい理由について解説しました。
実は、RPGゲームと似ています。
ボスを倒すために、経験値をためて、武器や防具を買って強くなる。
ゲーム感覚で勉強をこなすことはなかなか難しいかもしれませんが、イメージは似ています。
最後に、よく言われる「将来のために勉強する。」について考えます。
両親や学校の先生に言われた学生は多いでしょう。そこで、この意味についてもう1度考えてみましょう。
将来の選択肢を増やす意味でも、勉強は重要。
なぜなら、進学(短期大学、大学、専門学校)して、将来の選択肢を広げるためです。
その選択肢を増やすために、勉学に勤しむことは重要です。
勉強こそ全てではないですが、日本は学歴社会なので、進学により選択肢が広がるのは否定できません。
現時点で、将来何になりたいか決まっていなくても全然焦る必要はありません。
これから先、様々な人や未知の出来事との遭遇があります。そのうちに、やりたいことは見つかるかもしれませんよね。
やりたいことが見つかったときのために備える意味でも、勉学に励むことは必要です。
努力する能力が身について、将来の選択肢も増える。勉強はかなりお得といえます。
特に、今熱中しているものがないという学生さまには、勉強がかなりおすすめです。
今、部活動や習い事で熱中していて忙しい学生さんも、無理のない可能な範囲で勉学に励むことをおすすめします。
いかがでしたでしょうか?
今回は、「勉強で努力する能力が身につく理由4選」ついてお伝えしました。
これを読んで、少しでも勉強頑張ろうかなと思ってくれる学生さまが増えたら幸いです。
また、保護者の方にも、
「勉強についてそんな効果や意味があるんだ。」
と意外な一面を感じていただけると嬉しいです。
当記事が、お子様の教育の一助となれば非常に嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました!