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せどりは、やりません

今回は、わたしのポリシーについてのお話です。

せどりと転売って、何が違うの?

わたしは、せどりと転売は同じものだと思っていました。

この認識が誤ったまま記事を書くとまずいので、辞書を引いてみます。

せ‐どり【▽競取り/×糶取り】 の解説
同業者の中間に立って品物を取り次ぎ、その手数料を取ること。また、それを業とする人。→背取り

せ‐どり【背取り】 の解説
古書業界で、転売を目的として同業者や愛好家から古書を買い取ること。特に、掘り出し物を見つけて高く転売すること。→競取 (せど) り

──goo国語辞書(出典:小学館『デジタル大辞泉』)
てん‐ばい【転売】 の解説
[名](スル)買い取った物を、さらに他に売り渡すこと。またうり。「土地を転売して差額をもうける」

──goo国語辞書(出典:小学館『デジタル大辞泉』)

要するに、せどりは「商品を買い取り、その商品が本来届くはずのないターゲットに向けて売る」ことであり、
転売は「商品を買い取り、それを他の人に売る」ことです。

図示すると、こんな感じ。

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要するに、せどりとは転売そのものなのです。

せどりの付加価値とは

何をもって仕事とするのかは人により様々ですが、多くの方々が
仕事とは、付加価値を創造することだ」とおっしゃいます。

では、せどりは何の付加価値を創造しているのでしょうか。

これはまさに、「その商品が本来届くはずのないターゲットに届く」ことなのですが…
現在は、インターネットの普及や物流の拡大により「本来届くはずのないターゲット」というのがなくなりつつあります。

一部の国際配達や、一部の島しょ部への配達などでない限り、
Amazonなどネット通販で注文すれば商品が届く時代です。
メルカリなどを介した個人間取引も増えてきています。

今や「せどり」の本来の意義は失われてきているのです…

そんな状況下で、悪質な転売を「せどり」と称することが増えてきています。
これは窃盗を「万引き」と称したり、援助交際を「パパ活」、
組織内での暴行・脅迫・名誉毀損・侮辱などを「いじめ」と
称したりするのと同じ、言葉の言い換えによる問題の矮小化です。
これはよろしくないですね…。

現状では「せどり」そのものの付加価値はほとんど存在しなくなり、
「せどりと転売は違う!」とは言い切れなくなってきています。

では、せどりと転売が同じ行為であるのならば、
転売とはどういう行為なのでしょうか。

転売は、価値を提供することなく買い手からお金を搾取すること

例えば、よく転売されるマスクやアルコール消毒液、あるいは最新ゲーム機。
こういうのは、本来なら転売屋を介さなくとも正規の販売店で購入できたはずです。
新型コロナウイルス感染症の流行で外出がためらわれる状況下でも、正規のネット通販で購入できたはずです。

地域限定の特産品ですら、ネットで頼めばどこからでも買える時代。
売り手と買い手は本来繋がっているのですから、わざわざ転売屋を介して購入する必要はありません。
というのも、転売屋はあくまで買ったものを売っているだけで、何の価値創造もしていないのだから。

転売屋は価値創造をしていないにも関わらず、本来繋がっているはずの売り手と買い手の間に勝手に割り込みなぜか利益を得るのです。
これを搾取と言わずして、なんと言うのでしょうか…。

転売は、買い手から購買の機会を奪うこと

転売屋のミッションは、ただ物を買って売るだけではありません。

自分の店でしか買えない状況を作り出す」ことも、ミッションの1つです。

正規のショップから在庫を吸い尽くして買えなくすることで「転売屋から買うしかない」状況が生まれ、
買い手は仕方なく転売屋から買うか、
あるいは正規の手段で買えるようになるまで我慢するかの2択を強いられます。

わたしは今まさに、PS5でつらい思いをしています…。
正規の手段で買えるのは、あと何ヶ月、いや何年先になることでしょうか…。

転売は、人を困らせて利益を得る稼ぎ方

わたしにとって仕事とは、誰かの困りごとを解決して利益を得ることだと思っています。

ところが、転売はむしろ人を困らせて収益を得ます。

わたしの定義で言うなら、人を困らせる「転売」という稼ぎは仕事ではありません。
たしかに転売は稼げるかもしれませんが、その行為は確実に人を苦しめます。

「稼ぎ」ではなく「仕事」をしましょう

世の中には、仕事と称した「人を困らせて利益を得る稼ぎ方」がいっぱいあります。

わたしからのメッセージです。
決して、安易な考えで人を困らせる稼ぎに手を染めないでください。

もし真剣に考えた結果、そういった稼ぎに手を出すのであれば、わたしにはもう止められません。

でも、そうなったら残念ながらわたしとはもう一生関わることはなくなるでしょう…

逆にわたしがそんな稼ぎに手を染めたら、読者のみなさんは失望して「もう二度と関わらない!顔もツイートも見たくない!」と思うことでしょう。

なので、わたしは絶対にせどりはやりません。

参考文献

HP狂プリと生ぬるぽ「転売ってどういうこと?」(ジャミロク)

オンラインゲーム「メイプルストーリー」における、転売に関する考察記事です。

こちらのホームページはすでに削除されており、ウェイバックマシンに残っている記事を参考にさせていただきました。
(今見ると、チートを推奨しているとも取れる文章のみ残っています。ジャミロクさん本人ではないと信じていますが、どちらにせよ大変残念なことです)

ゲーム内の出来事であり、また10年以上前の記事のため今の環境とは違う部分もあるかもしれませんが、
現実世界でも通用するしっかりとした考察になっています。

興味がお有りでしたら、ぜひともお読みください。

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わーい!
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かわったひとです。初夢と書いて「はじめ」と読みます。 #双極性障害 (現在寛解期) #ADHD #ASD グレーゾーン #HSP いろいろ持ってますが、たのしく生きられたらなと思ってます。 #うつ病 など、生きづらさを抱える方々が「生きやすく」なることがわたしの夢です。